半世紀ぶり、友禅をイメージ…三越のショッピングバッグ、新デザインに変更

2014/03/01 11:00

白地位相割付文 実り三越伊勢丹ホールディングスは2014年2月27日、三越デパートのショッピングバッグについて、同年4月1日から新しいデザイン「白地位相割付文 実り」に変更すると発表した。現行のデザインは1957年から使用しており、約半世紀ぶりのデザインチェンジとなる。今回の変更は三越が日本初の「デパートメントストア宣言」を行った1904年から110年を迎えるにあたっての記念と、新たな未来へと進みゆくための意気込みをも示している(【発表リリース:2014年4月1日三越のショッピングバッグが変わります デパートメントストア宣言から110年「伝統と革新」の先で実る自由のシンボルとして】)。


↑ 今件ショッピングバッグのデザイン変更を伝える報道映像(公式)。【直接リンクはこちら:三越57年ぶりに紙袋のデザイン一新 4月から(14/02/27) 】

↑ 三越の新デザインのショッピングバッグ「白地位相割付文実り」
↑ 三越の新デザインのショッピングバッグ「白地位相割付文実り」

現在三越が用いているショッピングバッグは、白地をベースに紺色・赤色・青色の3色による四角い模様を描いたもので、1957年から使用されていた。今回、合名会社三井呉服店から株式会社三越呉服店に名称を変更した際に「デパートメントストア宣言」を行い、日本における百貨店・デパートの歴史の幕を開けた1904年から110周年を迎えるにあたり、リニューアルを実施することとなった。

新しいショッピングのデザインには、友禅作家で重要無形文化財(人間国宝)の森口邦彦氏による友禅訪問着をベースに創り上げられた「白地位相割付文実り」を採用。友禅のデザインをベースにしたのは、「呉服店という原点を大切にしたい」とする三越の意図によるもの。友禅の持つ自由さ、唯一無二のデザインを介し、三越自身の「過去にとらわれずに偏見の無く多様な価値を認め、絶対的価値を見出す自由を希求し、革新を繰り返すことで伝統を創り上げてきた姿勢」を示すとのこと。

またデザインそのものは説明にいわく、たわわに実るりんごを幾何学文様で表現している。バッグへのデザイン化にあたってはそのまま柄を写すのではなく、バッグの立体的な構造を考慮した上で、デザインの配置を設計し直し、あらたに染め上げている。

一方、1950年から使われてきた包装紙(洋画家・猪熊弦一郎氏デザインによる「華ひらく」)は使用が継続される。

↑ 包装紙「華ひらく」は継続使用
↑ 包装紙「華ひらく」は継続使用

今後三越は商品を「華ひらく」で包み、「実り」に収めて持ち運ぶというショッピングスタイルで、利用客に価値を提供していくことになりそうだ。


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