今では1日平均100杯/店・セブンカフェ販売目標の累計4億5000万杯突破

2014/03/04 07:00

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セブンカフェセブン-イレブン・ジャパンは2014年3月3日、同社が展開しているドリップコーヒー「SEVEN CAFE(セブンカフェ)」について、累計販売数が販売目標の4億5000万杯を同年2月末付で突破したと発表した。2013年1月末の発売開始以来1年1か月での達成となる(【発表リリース:セブンカフェ累計販売数4億5千万杯を突破】)。


↑ セブンカフェ累計販売数推移(億杯)
↑ セブンカフェ累計販売数推移(億杯)

「セブンカフェ」とはセブン-イレブン・ジャパンが「より豊かでより上質な時間」を利用客に提供することを目標に立ち上げたブランド。専用のサーバーを用意して淹れたてのコーヒーをセルフ方式(お客が自分で注ぐ)で提供するサービスと、そのコーヒーと連動して展開される各種商品を指す。2013年1月末から正式な展開を開始したが、廉価でお手軽な本格的コーヒーの提供、香りがもたらす店内におけるアロマ効果でコーヒー好きな人に向けた連鎖的購入動機につながることもあり、大いに人気を博すると共に、競合コンビニだけでなく一部外食チェーン店にまで「小売店舗でたしなむ淹れたてコーヒー」ブームを引き起こすこととなった。

セブンカフェ発表によれば季節の変化に伴う低迷なども見られず、販売累計は順調に推移。特に去年末からにかけては厳しい寒さでホットコーヒーの需要も増したからかさらに販売動向は堅調に推移。ほぼ予定通りの2月末には3億杯から上方修正された初年度年間販売目標の4億5000万杯を達成することとなった(同社の決算期は2月末〆)。

なお今回発表されたリリースでは「セブンカフェ」の直近データとして、「平均で1店舗あたり100杯/日の販売数」「リピート購入率55%、セブン-イレブンで販売される食料品ではもっとも高い」の2点が公開されている。いずれも「セブンカフェ」そのものが売上全体に大きく貢献しているだけでなく、集客効果、さらには「ついで買い」にも多大な影響を及ぼしていることがうかがえる値といえよう。


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