高機能フィルムで鮮度アップ・ファミマのカット野菜、新パッケージに切り替え

2014/03/18 07:00

このエントリーをはてなブックマークに追加
カット野菜ファミリーマートは2014年3月17日、同社のプライベートブランド「FamilyMart collection」のラインアップの一つ「カット野菜」の品質向上を目的に、同年3月下旬から梱包用パッケージを現在使用しているものよりも鮮度保持機能がより高いフィルム(P-プラス)を使用したものに順次変更すると発表した。現行の包材フィルムの在庫が無くなり次第、順次切り替え。一部地区、一部商品を除く(【発表リリース:「FamilyMart collection」のカット野菜リニューアル 鮮度保持機能の高いフィルムを使用した新パッケージにて発売!】)。


↑ 新パッケージによるカット野菜
↑ 新パッケージによるカット野菜

切り刻む必要が無く袋を開けてすぐにサラダなどに使えることに加え、形の不揃いを気にすることが無いので野菜高騰時にも市場の影響を受けにくいことから、カット野菜は昨今においてこれまで以上に注目を集めつつある(チェーンストアの月次売上報告でもしばしば顔を見せる)。ファミリーマートでは「FamilyMart collection」シリーズからオーソドックスな「キャベツミックスサラダ」「野菜ミックスサラダ」の他「九条葱と水菜の和風サラダ(三種の香味野菜入りノンオイルドレッシング付)」など複数種類のカット野菜を展開中。

今回これらのカット野菜について、野菜の美味しさ、新鮮さを維持したまま販売可能な新パッケージとして「鮮度保持フィルム(P-プラス)」が導入されることになった。このP-プラスではフィルムにミクロ穴加工を施すなどの方法により、通常のフィルムと比べて酸素の透過率が高く、さらに二酸化炭素を排出しやすくなる。これにより見た目の変色を抑え、臭気の発生もセーブする特性がある。その結果、加工工場から鮮度を保持したまま出荷でき、これまで以上に鮮度の高い状態でカット野菜を販売することが可能になった。

またこのパッケージ素材変更に合わせ、デザインも緑を基調としたものに変更し、ビジュアル的にも新鮮味をより一層アピールすることとなる。

量の調整が容易なこともあり、特に多忙な日々を迎える単身世帯では重宝されることが多いカット野菜。より新鮮味が高まるというのなら、これほど嬉しい話は無い。旧タイプのパッケージと並行発売されるわけでは無いので同じ時期での比較は難しいが、日頃から使い慣れている人にはその違いが分かるのだろう。


■関連記事:
【野菜高騰に対する「生活の知恵」……安価な商品の選択や、冷凍・過熱で保存】
【見た目はそのもの、キャビアみたいなこんにゃく?! 「マンナンDEパパッと! うま塩キャビア風」など発売開始】
【「緑黄色野菜1日分」ローソンで野菜たっぷりな生パスタやサラダを続々発売】
【冷凍食品が5倍! サークルKサンクスで「99イチバ キッチン」を試験展開】
【ゼリーで野菜を飲み砕く!? カップ入りゼリー飲料「クラッシュド野菜」などグリコ乳業から登場】

このエントリーをはてなブックマークに追加

スポンサードリンク


関連記事


▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2020 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー