松屋の牛めし並盛プラス10円で290円に・4月1日からの料金改定内容発表
2014/03/18 20:45


かねてからお伝えしている通り、2014年4月1日より消費税率が現行の5%から8%へと引上げられるに伴い、各外食チェーン店でも主力メニューの価格改定を公知している。いわゆる牛丼御三家(吉野家、松屋、すき家)でもすでに吉野家とすき家が4月1日以降の価格改定内容を発表済みで、未発表は松屋を残すのみだった。
発表内容によれば、メニュー改定額は多くが税込でプラス10円からプラス20円。冒頭にある通り、メインメニューの牛めしは並盛が280円から290円に、大盛が380円から390円に、特盛が480円から500円に値上げされる。並盛価格はかろうじて200円台を維持した。また、一部メニュー(確認されている限りではカルビ焼肉定食、豚バラ焼肉定食、カルビ焼牛めし並盛)は税込価格が据え置きとなり、実質本体価格の引下げが行われる。

↑ 松屋における主な商品価格の改定内容
また今回の松屋における発表で、4月以降の牛丼御三家における牛丼(牛めし)並盛の価格は、3社とも異なる状態となることが確定した。具体的には、
・吉野家……300円(+20円)
・松屋……290円(+10円)
・すき家……270円(-10円)
※いずれも税込価格、カッコ内は3月までの価格からの変異
・松屋……290円(+10円)
・すき家……270円(-10円)
※いずれも税込価格、カッコ内は3月までの価格からの変異
となる。
その他商品、例えば各種サイドメニューなどの価格変更内容は現時点では不明。ただし他商品と同じ方針ならば20円ほどの価格引上げもおかしくないカルビ焼肉定食が税込価格で据え置きに設定されるなど、単純に税率の引き上げ分だけ価格を上乗せするのではなく、全体で価格転嫁が税率改定分になるよう工夫しながら、店側の思惑も合わせてウェイトを決定するものと考えられる。
これらの価格改定内容が、4月からの各社の営業成績にどのような影響を及ぼすことになるのか。注意深く見守りたいところではある。
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