苦味をアップし酸味をセーブ、ローソンのドリップコーヒーの味わいがリニューアル

2014/03/29 11:00

マチカフェローソンは2014年3月28日、同社店舗で提供しているドリップコーヒー「MACHI cafe'(マチカフェ)」の「ブレンドコーヒー」「アイスコーヒー」「カフェラテ」「アイスカフェラテ」について、そのコーヒー豆を農園・生産地域100%指定のブレンドに変更すると発表した。従来のブレンドは約50%だった。この変更でコーヒーらしい苦味をアップすると共に酸味を抑えるとしている(【発表リリース:コーヒー豆の農園・生産地域を100%指定 より“高品質”なコーヒーを提供します MACHI cafe'コーヒーをリニューアル】)。

↑ 今回の変更前後による味わいのチャート(味香り戦略研究所によるデータ)
↑ 今回の変更前後による味わいのチャート(味香り戦略研究所によるデータ)

ローソンではこれまで他社大手コンビニ同様に、店舗内で淹れたてのコーヒーを提供する「MACHI cafe'(マチカフェ)」を逐次導入しており、コーヒーや紅茶、さらには季節限定メニューのラテ(現在は宇治抹茶ラテ)を発売している。今回の変更ではこのうちコーヒーメニュー4種、「ブレンドコーヒー」「アイスコーヒー」「カフェラテ」「アイスカフェラテ」の豆を変更することで、味わいのグレードアップを図る。

具体的にはこれまで50%ほどだった農園・産地地域指定の豆の割合を100%に変更し、それぞれに適した方法で焙煎(ばいせん)を行った後にブレンド(アフターミックス製法)する。これにより、一層高品質なコーヒーにリニューアルすることとなった。味わいの上では上記チャートの通り、「コク」と「後味」はほぼそのままに、コーヒーらしい「苦味」をアップし、「酸味」を抑えることとなる。

↑ コーヒー豆の内容。赤文字部分が追加されたもの
↑ コーヒー豆の内容。赤文字部分が追加されたもの

コンビニの集客アイテムであると同時に客単価のけん引力的存在だったたばこ・雑誌の集客力の減退と共に、大手コンビニ各社ではこの1、2年で急速に淹れたてコーヒーの導入を推し進めている。各社とも導入は順調に進んでおり、昨今では次の段階、派生・関連商品の充実やコーヒーそのものの品質向上による競合他社との差別化に突入している。

今リリースでは「カフェラテLサイズ」のリピート率が約60%という具体的数字を呈し、その集客力の高さを見せつけているが、今回のブレンド変更で、どこまでその数字を高め、さらなる利用客を呼び込むことができるのか。コーヒーをたしなむ人なら具体的なブレンドの変化内容までは分からなくとも、味わいの変わり映え、自分にとってよりポイントが高いものか否かは容易に判断がつく。ローソン側のこだわりぶりがどのような結果を生み出すこととなるのか、コーヒーそのものの味わいとその反応だけでなく、関連商品との相性ともあわせ、気になるところだ。


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