ユーグレナ×イトーヨーカ堂でイトーヨーカドーにミドリムシ入り食品コーナー展開

2014/04/16 09:30

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ユーグレナ入りの食品イトーヨーカ堂は2014年4月15日、ユーグレナ社と共同で「ミドリムシカラダに委員会」プロジェクトを発足し、ユーグレナ社が生産・販売する藻の一種「石垣産ユーグレナ(ミドリムシ)」を配合した商品を食品メーカーと共同開発した上で、同社店舗イトーヨーカドーに新設したユーグレナ入り食品コーナーで同日から販売すると発表した。第一弾展開商品はカゴメや永谷園など食品メーカー8社との共同開発品で、イトーヨーカドーオリジナル商品も複数発売される(【発表リリース:ユーグレナ×イトーヨーカ堂「ミドリムシカラダに委員会」プロジェクト発足】)。


↑ 今回発売されるユーグレナ入りの食品の数々
↑ 今回発売されるユーグレナ入りの食品の数々

今回発足した「ミドリムシカラダに委員会」は植物と動物の双方の性質を持ち、59種類もの栄養素を含むことで注目されているユーグレナの商品開発を進めるユーグレナ社と、利用客の健康面をサポートする新素材を探し、ユーグレナに注目をしていたイトーヨーカドーとの考えが一致したことで産まれたプロジェクト。ミドリムシことユーグレナを配合した食品を通して、現代人に不足しがちな栄養を、より手軽に摂取・補完してもらうことを目標としている。プロジェクト名はもちろんミドリムシ(ユーグレナ)をターゲットに据えていることの表れに加え、「カラダに良い」との掛け合わせ・シャレでもある。

↑ 具体的商品内容(一部)
↑ 具体的商品内容(一部)

ミドリムシカラダに委員会のロゴ4月15日から展開される第一弾商品としては、カゴメ、ロッテ、カルビー、ブルボン、永谷園、岩塚製菓、理研ビタミン、モントワールの計8社がプロジェクトに賛同して商品の開発を実施。日本初となる、ユーグレナ入りの野菜飲料やガム、即席みそ汁、わかめスープを含む9品目が商品化され、今件「ミドリムシカラダに委員会」で設置された専用コーナーで発売される。リリースによればユーグレナ入りの食品が複数品目で、しかも全国一斉に展開されるのは初の取り組みとなる。また該当食品のパッケージにはオリジナルのロゴマークを配し、統一感と共にユーグレナ入りであることを改めてアピールする。

第一弾展開商品においては、9品目のうち6品目までがイトーヨーカドーオリジナル商品、また8品目は日本初となるユーグレナ入りの商品となる。お菓子系が多いのも特徴で、老若男女を問わず気軽につまんでユーグレナ入り食品を楽しんでほしいとの意図も透けて見えてくる。

最近ではちらほらと目に留まるようになったユーグレナ入りの食品だが、ここまで徹底して集約し、一挙に展開することで、その商品魅力も相乗効果を発揮することになる。味わいの上で既存商品と変わるところはほとんど無く、栄養面などでのプラスが期待できるとあれば、注目しないわけにはいくまい。


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