タフで頼りになる土木測量専業電卓fx-FD10 Pro、カシオから発売

2014/04/17 11:40

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fx-FD10 Proカシオ計算機は2014年4月16日、土木測量専業の電卓「fx-FD10 Pro」を同年4月25日から発売すると発表した。価格はオープン価格。操作キーは38キーと3サイドキー。液晶表示は128×64ドット。キー・液晶共にバックライト付き。メモリーはユーザー部分が62000バイト、ストレージが1Mバイト(いずれも最大)。SDカード対応、USB、CSVファイル取り込み機能、プログラム変換機能実装。防水保護規格はIPX4(防沫型)、防塵保護規格はIP5X(防塵型)。単四アルカリ・ニッケル水素電池4本を使用。サイズは21.0×88.5×177.5ミリ、約250グラム(電池込み)(【発表リリース:耐衝撃性能・防沫・防塵性能を搭載 タフな土木測量専業電卓】)。


↑ fx-FD10 Pro
↑ fx-FD10 Pro

カシオが発売している関数電卓シリーズは、携帯性に優れており測量の現場でもすぐに計算ができることから、土木測量分野では測量機器とともに活用されている。また、多彩な内蔵プログラムや操作性の高さから、実用としてだけでなく教育現場でも好評を博している。

今回登場する「fx-FD10 Pro」は、屋外の現場でもトラブルに見舞われるリスクを極力低下させるため、高い耐衝撃性能とIP54準拠の防沫・防塵性能を搭載した、土木測量専業の電卓。測量結果からその土地の図面情報を計算する際に役立つ「トラバース計算」、道路施工の際のカーブ計算に有益な「単心曲線要素計算」など、土木測量の現場で役立つ21種類の基本公式プログラムを搭載している。

また表示部分だけでなく操作キーにもバックライトを採用しており、暗い場所での操作もスマートに行える。さらにサイドキーの実装で片方の手だけで操作を容易にしたり、エラストマ素材を本体に採用することで濡れた手でもすべりにくくするなど、ハードな環境でもタフな実力を示してくれる。

↑ バックライト点灯時
↑ バックライト点灯時

かつて理科系の人達の間で流行った関数電卓の実戦版的な感がある端末で、【土木測量専業電卓 fx-FD10 Proの詳細ページ】にもある通り、タフネスさを有する本体と、パソコンを使ってのプログラミングにより柔軟性を有するソフトウェアの実行が可能となる。ごく普通の電卓で十分な人には重厚過ぎるが、土木測量現場での活躍はもちろん、ワイルドな環境下で何らかの計算を必要とする人には、気になる端末といえよう。


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