ヤフオク!でブックオフの中古本が買える・Yahoo! JAPANとブックオフが資本・業務提携
2014/04/25 07:00


↑ 今回の提携に関する解説動画(公式)。【直接リンクはこちら:リユース革命 リユースをあたりまえに!】

↑ 提携コンセプト(プロモーションページから)
今回の提携は、インターネット上で中古市場を創生し日本最大のオークションサイトを展開している「ヤフオク!」と、実店舗でリユース市場をけん引する「ブックオフ」が手を結ぶことで、中古市場の活性化と便宜性の向上、市場そのものの拡大化を図る目論見のもとに行われている。具体的な施策としては次の通り。
- 「ヤフオク!」がブックオフチェーン店全店のマーケットプレイスになる ブックオフで買い取った商品が「ヤフオク!」でも販売される。まずブックオフの中古本を「ヤフオク!」でも展開するところから始まる。これにより「ヤフオク!」の中古本取扱数は現行の200万冊から2016年度までに1000万冊を目指すこととなる。また今後CD、DVD、ゲームソフトなどにも領域を広げる。
- ブックオフ全店が「ヤフオク!」のリアル拠点に ブックオフ店舗内に「総合買取受付窓口」を7月に設置。買取対象品をホビー、アパレル、ブランド品、雑貨などまで広げ、これらの商品を「ヤフオク!」に出品する。また携帯電話の買取も強化し、これも「ヤフオク!」で販売していく。
- リユースセンターの開設(予定) 2015年度をめどにリユースセンターを開設し、ブックオフ店舗で買い取られ「ヤフオク!」で販売される商品の一部をセンターに集約し、リアル店舗とネットオークションとの連動性をサポートする仕組みを支える。
両社の提携内容が具体化して実働されるに及び、どのような便益が利用者にもたらされるのか、さらにはリユース市場はもちろんだが、関連する周辺市場(例えば出版業界やアマゾンなどのネットショッピングサービス)にいかなる影響が生じるのか、色々と注意深くその動向を見守りたいところではある。
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