\料金支払/ \ごはん/ で攻めるローソンマート
2014/04/30 10:30



↑ 収納代行サービスを知らせるPOPなど
「ローソンマート」とはローソンが2014年2月以降展開を開始した新業態のコンビニで、コンビニの利便性とスーパーの品揃えの豊富さを兼ね備えている。ローソン側では「進化型コンビニ」と呼び、実証実験も兼ねて多様なサービスの導入を逐次行っている。
今回導入されるのは、一般のコンビニではお馴染みの収納代行サービス。電気料金・ガス料金・水道料金・電話料金などの公共料金、さらには税金、国民年金保険料、一部自治体の国民健康保険料・地方税、通信販売代金などの収納を依頼できる。支払方法はレジで現金のみ。今サービスは「ローソンマート」に続き「ローソンストア100」でも導入される。
また「ローソンマート」ではスーパーの食品売り場でお馴染みの生鮮品などが好評を博しており、特に女性やシニア層からの支持が厚い。これを受けてさらに需要に応えるべく、店内調理施設「できたて厨房」で作った手作り弁当や、惣菜・デリカとの買い合わせにマッチする白飯の販売を、ローソンマート高田東店で5月4日から開始。今後逐次他の「ローソンマート」でも発売していくことになる。

↑ できたて厨房のPOP

↑ 「できたて厨房」における販売メニュー一例。熟成三元豚肉のソースかつ丼(左)と半熟玉子を使った焼豚丼(右)。それぞれ486円(税込)
営業時間が長いコンビニでは収納代行サービスは多くの人に便宜性を与え、またコンビニ側では来客機会を増やし、ついで買いが期待できる。スーパー・デパートの業態では衣料品や住関品の業績がいまいちで食品分野のみが盛況なことから、食品分野への注力がさらに進む傾向がある。
「ローンマート」ではまさにそれら類似業態の良い所を相次ぎ導入し、「良いとこどり」をしている感はある。店舗運営側の負担が気になるところだが、周辺地域住民には喜ばしい話には違いない。他方「ローソンストア100」における収納代行サービスの導入も、昨今ではシニア層の利用が増えている同店舗にとっては、さらなる付加価値アップとなることだろう。
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