スーパーみたいな大型コンビニ、サークルKサンクスでも展開へ

2014/06/06 08:00

サークルKフレッシュwithピアゴサークルKサンクスは2014年6月5日、同じユニーグループ内のチェーンストアピアゴとの融合的な新業態の「サークルKフレッシュwithピアゴ」を立ち上げ、その第一号店として「サークルKフレッシュ 今池南店」(愛知県名古屋市)を同年6月27日に開店すると発表した。「便利でちょっと上質なお店」をコンセプトに、コンビニの商品・サービスをベースとし、「個食」「簡便」「上質」をキーワードに品揃えの幅を広げていく。クリーニングの取り次ぎや銘店ギフトの展開も行うことになる(【発表リリース:「便利」と「上質」を提供する新業態店舗“サークルKフレッシュwithピアゴ”1号店オープン!】)。

↑ 「サークルKフレッシュwithピアゴ」一号店の今池南店
↑ 「サークルKフレッシュwithピアゴ」一号店の今池南店

今回展開を開始する新業態「サークルKフレッシュwithピアゴ」は、高齢化や働く女性、単身世帯の増加を背景に、増加するコンビニへの需要と幅広い商品展開への要望に応えるための模索の結果として生まれた、一つの回答事例。通常のコンビニ店舗における商品・サービスに加え、「個食」「簡便」「上質」といった、社会情勢の変化により増加する需要を受け止める許容力を添付し、提供していくことになる。

具体的にはユニーグループの相乗効果(具体的にはチェーンストアのピアゴ)を活かした生鮮3品(青果・精肉・鮮魚)、スチームコンベクション(水蒸気と熱風を使って調理を行う調理機器)を使った店内調理の惣菜など、従来のコンビニには無い「メニューが見えて夕食の献立が揃う品揃え」の提案展開を行う。例えば青果・精肉・鮮魚は180種類ほど、店内調理惣菜は40種類ほど、さらに店内で焼く焼き立てパン(今池南店限定)も約30品目展開される。そして3000円以上の高単価ワイン、そのワインにマッチする上質なおつまみをも用意するなど、毎日の生活に彩りを加える商品の用意、BOX式クリーニングの取り次ぎ、銘店ギフトの展開まで行うこととなる。

↑ 該当テンポで導入されるユニフォーム。スタイリッシュなイメージがある
↑ 該当テンポで導入されるユニフォーム。スタイリッシュなイメージがある

従来のコンビニの機能に食品を中心としたチェーンストア的な機能を実装し、スーパー(超)コンビニ(便利)ショップ的な店舗を創生し、地域社会の消費需要をより広範囲にカバーしていく店舗の開発を行うという試みは、すでにいくつかの大手コンビニが実働している。ある意味、いわゆる100円ショップもその類に他ならず、また先日からローソンが展開しているローソンマート、ファミリーマートが他業種店舗との融合的店舗として展開している多様な業態型店舗が好例となる。今回の「サークルKフレッシュwithピアゴ」は、ユニーグループ内の企業同士を連動させ、そのスタイルの店舗を創生したという点で注目に値する。

展開するサービスの中にBOX式クリーニングの取り次ぎやおつまみなどまでラインアップしている点を見るに、チェーンストアというよりは地下街の食品売り場を中心としたデパート的なものを取り込んだコンビニの雰囲気を覚える「サークルKフレッシュwithピアゴ」。リリースには記載はないものの、運用形態がFC店舗であることから、今後逐次同スタイルの店舗が全国に展開されていくものと考えられる。今後同業他社の類似店舗の進捗と合わせ、どこまで周辺地域社会の需要に応え、受け入れられていくことになるのか、注目したいところだ。


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