カップヌードルでそうめんを食べる時代・「カップヌードルライトそうめん」7月7日発売
2014/06/23 16:10



↑ カップヌードルライトそうめん
暑さ対策の一環として日清食品では同社の「カップヌードルライト」(従来のカップヌードルからカロリーをカットし美味しさを維持したシリーズ)に「氷を入れて冷やして食べる」という発想の転換的な新しい食べ方「夏はICEカップヌードル」なるキャンペーンを、2012年から展開している。自社の商品の食べ方を常識にこだわらずに新しい切り口で示すこの手法は、季節感にマッチした旨味を楽しめるとして、好評を博しているとのこと。
今年は同社では「SAMURAI、FUJIYAMA、CUPNOODLE -この国を、楽しもう。-」というコミュニケーションテーマ(企業が消費者と接していく際に、特に重要視したい題材、中心課題)を掲げており、このテーマのもと、カップヌードルライトだけでなくカップヌードル全体として初の「そうめん」こと「カップヌードルライトそうめん」を今回登場させることになる。今商品は従来のカップヌードル(ライト)同様にお湯で調理するだけでなく、氷を入れて冷やす調理方法でもその味わいを楽しむことができる。
「カップヌードルライトそうめん」では「カップヌードルライト」で構築できた技術を応用し新開発されたそうめんを使用。小麦の豊かな香りとしなやかな麺質が特徴で、お湯で調理した際には湯のびしにくく、氷水で冷やして調理する時にはしっかりとしたコシを持つ食感として仕上がることになる。
スープは双方の食べ方でも麺にしっくりとくる、鶏をベースにシイタケのダシとアサリ、昆布の旨味を加え、アクセントに生姜を利かせた和風鶏スープ。具材には炭火焼きチキンにスクランブルエッグ、ねぎ、花かまぼこ、そして生姜と色とりどりのビジュアルが出来上がる。

↑ カップヌードルライトそうめん・調理例。「ICE(冷)」の上に浮かんでいるのは氷
リリースにはお湯・氷水双方での調理方法も描かれている。お湯は極めてシンプルな一方、氷水の方は多種多様な注意事項があるので、少々手間がかかるのは否めない(今商品のパッケージ背面にも描かれている)。

↑ カップヌードルライトそうめんのお湯・氷水双方での作り方
パッケージはコミュニケーションテーマにもマッチするよう、荘厳さを見せる富士山が描かれた葛飾北斎の富嶽三十六景「東海道江尻田子の浦略図」をベースとし、その上に大胆に商品名やロゴを書き連ね、和のアピールを全面展開している。また氷をモチーフにしたアイコンを配し、氷水を使った調理法を試すようアピールしている。
カップめんではお馴染みのカップヌードルシリーズ初となる「そうめん」。それだけでも「一度はチャレンジしてみなければ」と胸ときめく人は多いはず。ましてや冷水で普通のそうめんのようにいただける手法も推奨しているとなれば、ますます興味関心が沸いてくる。食した後にきれいに洗って飾り置きしたいほどのクオリティを持つステキデザインなパッケージもあわせ、大いなる期待が寄せられよう。
■関連記事:
【そうめんがパスタや塩ラーメンに変身する麺つゆ、キッコーマンから発売】
【七夕飾りに見立てた具材…ローソンで冷し七夕そうめん予約受付開始】
【ありそで無かったこの発想・カレーや焼肉、担担麺的そうめんのつゆ登場】
【カレー商品のポテト3割増強・日清食品がカップヌードルなどをリニューアル展開】
【カップヌードルを氷で冷やして食べる切り口、日清食品が提案】

スポンサードリンク
関連記事