コンビニ×外食店な合体店舗、池袋にオープン

2014/07/17 07:30

ファミリーマート+まいどおおきに食堂東池袋四丁目店ファミリーマートは2014年7月16日、外食チェーン店で「まいどおおきに食堂」などを展開するフジオフードシステムとの共同企画開発店舗として、コンビニと外食店舗の双方の機能を持つ一体型店舗の第一号店「ファミリーマート+まいどおおきに食堂東池袋四丁目店」を同年7月23日午前11時からオープンすると発表した。オープンキッチンを設置して出来たてメニューを提供し、イートインで食する他に持ち帰りも可能(【発表リリース:コンビニエンスストアと外食店舗との一体型店舗 「ファミリーマート+まいどおおきに食堂東池袋四丁目店」開店!】)。

↑ ファミリーマート+まいどおおきに食堂東池袋四丁目店
↑ ファミリーマート+まいどおおきに食堂東池袋四丁目店

ファミリーマートとフジオフードシステムとの間には2014年の5月に包括提携契約が締結されており、「地域のよろず屋」という新しいコンビニのスタイルとなる店舗の展開が計画されていた。食事にスポットライトを当てて「外食」「中食」「内食」すべての様式をカバーできる、新たな店舗様式の開発を推し進めていくと説明されていたが、今回発表された「ファミリーマート+まいどおおきに食堂東池袋四丁目店」で、その発想が体現化されることになる。

同店舗の本髄は「コンビニエンスストアの利便性と外食店舗ならではの専門性の一体化」。両社が経営資源・ノウハウを有効活用し、コンビニならではの利便性や商品力、外食店舗ならではの専門性と本格感を兼ね備えた店舗スタイルを創生し、新しい店舗フォーマットとして共同開発がなされている。

同店舗にはオープンキッチンを設置。家庭では気軽に味わうことが難しい「プロの味」を、出来たてのメニューとして提供していくことになる。メニューは「モーニングタイム(6時から11時)」「ランチタイム(11時から15時)」「ハッピータイム&ディナータイム(15時から翌日4時)」に時間帯を区分した上で、それぞれの時間帯に合った定食や、量り売りに対応した惣菜などを提供していくことになる。

↑ ファミリーマート+まいどおおきに食堂東池袋四丁目店で展開されるメニュー例
↑ ファミリーマート+まいどおおきに食堂東池袋四丁目店で展開されるメニュー例

これらのメニューは、店内のイートインコーナーで食するだけでなく、一部商品をのぞき持ち帰りも可能。オープンキッチンやイートインコーナーでは「まいどおおきに食堂」の持つ「あったか食堂」のコンセプトをもとに、カウンターや椅子の高さや色、配置、使用する食器、調理するスタッフのユニフォームなどを統括的に企画し、コンビニエンスストアと調和のとれたデザインとすることになった(現時点では未発表)。

営業時間は24時間、イートインコーナーは13席、商品数はファミリーマートの商品が3800種類ほど、オープンキッチンで提供するメニューは40種類ほど(セット以外に単品、量り売り惣菜も含む)。

昨今では惣菜やお弁当の充実感をはかるためにフライヤーなどを本格化したり、スーパーのような厨房を用意するコンビニも増えている。その分惣菜は充実することになるが、お店側の負担も増え、ノウハウの蓄積も必要が生じてくる。その部分を経験豊富な専門家、その分野に長けた業界企業に任せるという今回の発想は、非常に興味深いものがある。具体的な内装の詳細は現時点では明らかにされていないのでややイメージがつかみにくいが、あるいは観光地にあるパーキングエリアの総合店舗的なところがあるのかもしれない。

ビジネス街に設置される店にしてはイートインコーナーの数がやや少なめなのがやや不安だが、どのような形で運用がなされていくのか、客層は、商品需要はなど、気になる点は多い。リリースでは「一体型店舗1号店」との説明があるため、今後同様の様式店舗が他地域にも展開されることになるが、その展開方針も含め、大いに注目していきたいところだ。


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