松屋の牛めし、一部店舗で「プレミアム牛めし」に切り替え・価格は380円に値上げへ

2014/07/17 15:35

プレミアム牛めし牛丼チェーン店松屋を運営する松屋フーズは2014年7月17日、同年7月22日午前10時から同社店舗のうち286店にて「プレミアム牛めし」の発売を開始すると発表した。価格は並盛380円、大盛520円など(税込)。これに合わせて「プレミアム旨辛ネギたま牛めし」「プレミアムおろしポン酢牛めし」「プレミアム山形だし牛めし」「プレミアムオリジナルカレギュウ」「プレミアム牛皿」「プレミアムミニ牛皿<選べる小鉢>」のように、従来「牛めし」の派生メニューもすべて「プレミアム」に差し変わる。また「プレミアム牛めし」の発売店舗ではこれまでの「牛めし(290円)」及び関連商品の販売を終了する(【発表リリース:プレミアム牛めし発売!】)。

↑ 「プレミアム牛めし」発売を伝える報道。記者会見が行われた模様。
↑ 「プレミアム牛めし」発売を伝える報道。記者会見が行われた模様。

↑ 「プレミアム牛めし」公知ポスター
↑ 「プレミアム牛めし」公知ポスター

松屋ではメインメニューの「牛めし」について消費税率の改定後は10円値上げした290円での展開を行っていた。それと前後する形で一部店舗では従来の牛めしの販売を休止し、「プレミアム牛めし」の発売を行い(【松屋で「プレミアム牛めし」なるものが試験運用中らしい】)、市場調査的な動きが確認されていた。

今回の発表によれば「プレミアム牛めし」は「別次元の旨さを追求した牛めし」で、3つのこだわり「牛肉…仕入れ段階からフローズンではなく、チルド牛肉を使用」「品質管理…全行程チルド管理を徹底」「タレ…牛肉本来の旨みをもっとも表現できる無添加タレを開発」によって生み出されたものとのこと。さらにこの味わいを深めるため、松屋特製の黒胡麻焙煎七味を添えて提供、みそ汁もダシ感が強くなるよう手が加えられた。

今回の「プレミアム牛めし」化で変更される商品とその価格は次の通り。

・プレミアム牛めし
 (ミニ)330円 (並)380円 (大盛)520円 (特盛)630円
・プレミアム旨辛ネギたま牛めし
 (ミニ)430円 (並)480円 (大盛)620円 (特盛)730円
・プレミアムおろしポン酢牛めし
 (ミニ)430円 (並)480円 (大盛)620円 (特盛)730円
・プレミアム山形だし牛めし
 (ミニ)490円 (並)540円 (大盛)680円 (特盛)790円
・プレミアムオリジナルカレギュウ
 (並)500円 (ライス大盛)560円
・プレミアム牛皿
 (並)300円 (大盛)410円
・プレミアムミニ牛皿<選べる小鉢>
 朝定食の選べる小鉢の1つ

実質的に「牛めし」から「プレミアム牛めし」への切り換え(「プレミアム牛めし」販売開始店では従来の「牛めし」は終了する)とメインメニューの価格引上げということになるが、7月22日時点では286店のみ。その後順次展開店舗を増やし、7月末には関東1都6県を中心に621店舗へ実施店を拡大する予定。

記者会見のようすを伝える報道によれば、この「牛めし」から「プレミアム牛めし」への切り換えは今後順次全国に広げるとのこと。また「並盛380円」は2009年以来の高値設定だが、これは高品質を求める顧客の需要変化に対応するためと説明している。

全国展開が成され完全に切り替えが行われるまでには、しばらくの時間が必要となると思われるが、それに伴い松屋の顧客層・数、そして売上にどのような変化が生じるか、大いに気になるところ。牛めしだけでなく関連商品も一斉に切り替わり、価格が引き上げられるため、影響は小さくない(価格引き上げメニューそのものの動向はもちろんだが、直接影響を受けない他メニューとの価格差が縮まるため、他のメニューの動きもあるはず)。また大手同業他社のすき家や吉野家がいかなる対応を示すのかにも、注目したいところではある。


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