全部で3タイプ…セブンの「特製牛めし」が地域別味わいの導入へ
2014/07/19 12:00



↑ 特製牛めし(イメージ)
セブン-イレブンでは各種丼ものメニューを展開中で、今回味が変更される「特製牛めし」以外に「ふんわりたまごの特製親子丼」「おだしが染みる!親子丼」「デミトマチーズ! ロコモコ丼」など多彩なメニューが用意され、陳列棚をカラフルに彩っている。今回セブン側では「特製牛めし」について味つけを見直し、全国統一のものではなく、地域の需要・味の好みの傾向にあわせ、3タイプの様式に仕切り直す。
●関西・中国・四国地方の味つけ
西日本エリアで馴染みの有る「うすくちしょう油」を使い、素材の美味さを引きたてた牛肉煮を使用。そして地域のすき焼きを参考に、みりんと清酒を増やし、さらに昆布だしを加えることでまろやかな甘みなどを表現。7月18日までに切り替え完了。
●九州地方の味つけ
九州地区で馴染み深い「うまくちしょう油」を使用し、まろやかな甘みのあるタレに仕上げている。さらに昆布だしなどを増やし、おろし生姜や旨みのある清酒を使って風味を向上。
●その他の地方の味つけ
すき焼きの割り下を参考に、牛肉は濃口しょう油、たまりしょう油、本みりんを使って甘辛く味付け。
西日本エリアで馴染みの有る「うすくちしょう油」を使い、素材の美味さを引きたてた牛肉煮を使用。そして地域のすき焼きを参考に、みりんと清酒を増やし、さらに昆布だしを加えることでまろやかな甘みなどを表現。7月18日までに切り替え完了。
●九州地方の味つけ
九州地区で馴染み深い「うまくちしょう油」を使用し、まろやかな甘みのあるタレに仕上げている。さらに昆布だしなどを増やし、おろし生姜や旨みのある清酒を使って風味を向上。
●その他の地方の味つけ
すき焼きの割り下を参考に、牛肉は濃口しょう油、たまりしょう油、本みりんを使って甘辛く味付け。
要は味のベースとなるしょう油をそれぞれ別のものとし、さらに各種手法を微妙に変え、地域の味の性向に合わせた上での提供となる次第。
うどんなどのめん類では関東・関西、時にはさらに北海道エリアを別途用意して仕切り、特にスープ部分の味を変更して「地域限定発売」として展開する事例はあるが、牛丼系のメニューで同様のことを行うのは珍しい。ましてやコンビニのメニューでの実施は稀な話。
味つけの最適化により、丼ものメニューとしてはメジャーな牛めし(牛丼)の魅力にどのような変化が生じることになるのか。普段から同商品を定番メニューとして選択している人はもちろんだが、それ以外のメニューを選んでいる人、さらには牛丼そのものが好きな人にも、気になる話ではある。
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