すき家の牛丼、税抜き価格で20円値上げ・8月27日から

2014/08/07 07:00

すき家の牛丼牛丼などのチェーン店「すき家」を運営するゼンショーホールディングスは2014年8月6日、すき家の主力メニューである牛丼などの価格について、同年8月27日から値上げをすると発表した。並盛がこれまで250円(税別)であったものが270円(税別)となる。値上げの理由について同社では原材料の牛肉の価格高騰を挙げている(【発表リリース:価格改定のお知らせ】)。

↑ すき家の牛丼。実売価格291円に
↑ すき家の牛丼。実売価格291円に

↑ すき家牛丼・価格改定前後の一覧
↑ すき家牛丼・価格改定前後の一覧

牛丼御三家と呼ばれる牛丼チェーン店の主力3社、具体的に吉野家・松屋・すき家においては、4月の消費税率改定に伴い、メインメニューとなる牛丼の価格をそれぞれ変更し、横並び体制からの脱却を果たしていた。具体的には吉野家が300円、松屋が290円、すき家が270円(いずれも税込)となり、3社間ではすき家が最安値をつけていた。

今回の発表によると、牛丼値上げの理由として、メイン食材となる牛肉価格の高騰を挙げ、同社の仕入れ価格ベースで2014年4月から6月までに平均価格でオーストラリア産にて36%、アメリカ産で28%値が上がったという実例を提示している。そして今回、牛丼の各種サイズの価格を変更することを決定したとしている。

今回の値上げで牛丼並盛は税抜価格で20円上乗せされ、270円となる。税込での単純試算価格は291.6円。一部報道では清算時に単品の場合は、小数点以下は切り捨てて291円での支払いとなるとしており、これを元にすき家の値上げ後における牛丼御三家の牛丼価格を比較すると、次のようになる。

・吉野家…300円

・すき家…291円

・松屋…380円(プレミアム)、290円(ノーマル)
 ※松屋は漸次ノーマルからプレミアムに切り替え中

値上げ後は、松屋のノーマル版牛丼が最安値となるが、松屋では現在プレミアム牛丼への切り替えの最中であり、最終的にはすき家が御三家中最安値の状態を維持することになる。

今回の価格変更がすき家はもちろん、牛丼チェーン店全体にどのような影響を及ぼすことになるのか。すき家では同日、連結業績予想の下方修正と共に、先の第三者委員会の提言を基に各種施策を9月末までに実施することも公知している。今後の各社営業成績の発表に注目していきたい。


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