セブンでもおでん発売開始…今年はつゆと具材にこだわり

2014/08/11 16:25

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セブン-イレブンのおでんセブン-イレブン・ジャパンは2014年8月11日、カウンターフーズの定番商品の一つである「おでん」について、同日から順次発売を開始すると発表した。昨年同様販売地域を7地域に区分してつゆと具材を別途用意し、定番具材については原材料や製法を見直して品質を向上させると共に価格を据え置くとしている(【発表リリース:2014年度 セブン-イレブンの『おでん』追い鰹で使用する薄削り節と昆布だしを増量“つゆ”と“具材”にこだわりました!】)。


↑ 各種具材が詰まった専用ケース(イメージ)
↑ 各種具材が詰まった専用ケース(イメージ)

コンビニ大手では夏中盤あたりから、秋冬の定番カウンターフーズの中華まんやおでんの展開を開始する。中華まんは一部店舗で常時発売されている店もあるが、おでんは多くがこのタイミングでの発売開始となる。気軽に多様な具材を選べ、あつあつの状態で食せることから、定番かつ人気の商品として、毎年各社とも大いに新商品の開発や品質の改善に注力している。

今回発表された2014年度版のセブン-イレブンでのおでんでは、7つの地域にわけて地域の嗜好にあったつゆと具材を提供する。このスタイルは去年の様式を踏襲したものだが、その一方、つゆ自身には昨年以上に磨きがかけられている。具体的には鰹節に関してかつお荒節に薄削り節を加え、追い鰹量を2倍にすると共に、昆布だしも増量し、うま味と風味を底上げした形で提供される。

なお今年の場合、つゆの味わいは次の区分に分類されている。

・関東……基本つゆ

・北海道、東北・信越……煮干

・東海……むろ節

・関西・北陸……昆布、鶏・牛

・中国・四国……煮干、鶏・牛

・九州……あご、鶏・牛

また具材についても定番具材の原材料や製法を見直し、味・品質の向上を図るとしている。具体例として挙げられているのは大根、たまご、ちくわの3点。

↑ おでんの定番具材にもさまざまな改善が
↑ おでんの定番具材にもさまざまな改善が

リリースには具体的言及はないがタイトルには「煮込んで美味しい野菜メニューが続々登場」とある。実際、公式サイト上の【おでんのラインアップページ】を見ると、「味しみ大根」以外に「やさい巾着」「地ぶき」「野菜さつま揚げ」「ロールキャベツ」など野菜系具材が確認できる。もちろんその他にも多種多様な練り物系をはじめとしたラインアップが用意されている。

コンビニおでんの良いところは、自分で好きな具材を好きなだけ(もちろん在庫のある限り)選んで購入できること。卵が好きな人は一つに限らず二つでも三つでも、練り物系が好きな人は多様な練り物を選り好みして容器に収め、購入できる。ついつい欲張って容器にぎっしりと納めてしまいがちだが、おでんは案外腹がふくらむ具材が多い。あまりいちどきに買いすぎると、食べ切れずに残してしまうかもしれない。自分の胃の許容量と相談しながら、じっくりと選びたいものだ。


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