新しい3DSのかたち…任天堂、「Newニンテンドー3DS」「Newニンテンドー3DS LL」を10月11日から発売

2014/08/30 05:35

「Newニンテンドー3DS」「Newニンテンドー3DS LL」任天堂は2014年8月29日、同社の携帯ゲーム機ニンテンドー3DSシリーズの新機種として、「Newニンテンドー3DS」「Newニンテンドー3DS LL」の2機種を同年10月11日から日本国内で発売すると発表した。価格はそれぞれ1万6000円・18800円(税別)。国外での年内発売予定はない。それぞれ従来のニンテンドー3DS、3DS LLの機能追加版的存在で、「Newニンテンドー3DS」は画像サイズも多少ながら大型化しているのと共に、別売りの「きせかえプレート」で本体の色や柄を好きなスタイルに変更できるのが特徴。色は「Newニンテンドー3DS」がホワイトとブラック、「Newニンテンドー3DS LL」はメタリックブルーとメタリックブラック。双方ともACアダプターは別売りで、既存の3DS・DSiシリーズで使っているものか、別売りのACアダプターが必要(【発表リリース:ニュースリリース「ニンテンドー3DSシリーズに新ラインナップ登場 『Newニンテンドー3DS』『Newニンテンドー3DS LL』 10月11日に発売」を掲載しました。】)。



↑ 発表時に公開されたプレゼンテーション映像。
↑ 発表時に公開されたプレゼンテーション映像。【直接リンクはこちら:Nintendo 3DS Direct 2014.8.29 プレゼンテーション映像】

↑ Newニンテンドー3DS
↑ Newニンテンドー3DS

↑ Newニンテンドー3DS LL
↑ Newニンテンドー3DS LL

今回登場する2機種は、いずれも現行最新機種ニンテンドー3DS、ニンテンドー3DS LLの機能拡張版。ABXYボタンの左上にCスティック、背面にZRボタン・ZLボタンが追加されることで操作の幅が広がり、3Dブレ防止機能の実装で3D体験がより快適な形で堪能できるようになった。また任天堂が今後展開予定のゲームソフトと連動させるフィギュア「amiibo」には欠かせないNFC機能も追加されている。

画面サイズはニンテンドー3DS LLでは従来の3DS LLと同じだが、Newニンテンドー3DSでは従来の3DSが上下面それぞれ3.53型・3.02型だったのに対し、3.88型・3.33型と大型化しており、よりワイドな画像でゲームなどを楽しめる。ただしNewニンテンドー3DSは幾分本体サイズ、重量共に従来型と比べて大型化が成されている。一方Newニンテンドー3DS LLはサイズは大型化しているが、少しばかりの薄型化と軽量化が果たされている。

気になるバッテリー持続時間だが、画像の大型化などがなされているにも関わらず、仕様上の時間は長くなっているのがポイント。例えばニンテンドー3DSでは3DSソフトで遊ぶ場合は3時間から5時間、DSソフトの場合は5時間から8時間が目安だったのに対し、Newニンテンドー3DSではそれぞれ3.5時間から6時間、6.5時間から10.5時間に延びている。この持続時間延長は、画面の明るさを周囲環境によって自動調整する機能の実装などによって果たされたもの。

また従来のニンテンドー3DS用、DS用ソフトはそのまま利用可能で、手持ちの本体からソフト・データの引越しもできる。その他にも無線LANでパソコンなどへ直接データの移動を可能としたり、実装カメラの機能向上、インターネットブラウザーの動画再生対応やフィルタリング機能の最初からの実装・有効化がなされているなど(機能解除にはクレジットカード認証と手数料が必要。説明によると「お子さまが、保護者の方の知らないうちにフィルタリング機能を解除してしまうことを防ぐため、解除するためにはクレジットカードによる決済を必要とする仕組みにしています」とのこと)、多彩な方面への機能追加が行われている。

従来のニンテンドー3DS、ニンテンドー3DS LLの価格がそれぞれ1万8000円、1万4286円だったことを考えると、それぞれ1000円足らず、2000円足らずの値上げでここまでの機能追加が実現されていることから、価格差による旧来機種の選択肢はほとんど無く、今後購入予定者はスムーズにNewニンテンドー3DS・Newニンテンドー3DS LLへと移行していくものと思われる。

また無線機能の強化によるパソコンとの連動性の底上げ、ブラウザー機能の強化とフィルタリング機能の初期実装、Newニンテンドー3DSのみだが「きせかえプレート」機能の実装など、多分にスマートフォンを意識したつくりとなっているのは興味深い。

【四半期販売台数は全世界で82万台、今期販売目標1200万台…ニンテンドー3DS販売数動向(2014年度Q1)】でも解説の通り、ニンテンドー3DSシリーズは販売業績の上ではお世辞にも良い状況とは言えない状態。今回の「New」シリーズの展開で、どこまで底上げが出来るのか。発売時期は年末商戦にベストタイミングなだけに、任天堂がいかに期待をかけ、起死回生を狙っているかが分かることからも、気になるところではある。


■関連記事:
【任天堂ゲーム機の販売動向をグラフ化してみる(主要ハード編)】
【ゲームをする時に一番良く使う端末はゲーム機? それとも……】
【スマホは高一3/4、高三6割…高校生の携帯電話所有状況】
【任天堂曰くの「ソーシャルゲーム」とは】

スポンサードリンク


コメント(Facebook)


▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2016 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー