ちょっと食べたい時にぴったり「ミニセレ」から大人の味のジャイアントコーンなどが登場
2014/09/18 08:08



↑ 左はジャイアントコーン<ビターチョコ>、右上段はパピコ<ビターコーヒー>、右下段はパナップの抹茶黒蜜とビターチョコ
「ミニセレ」は江崎グリコのアイスクリーム系商品の容量を半分程度にした、ミニタイプの商品シリーズ。「美味しいものをちょっとだけ」という趣向として作られたもので、通常版では少々量が多いという状況下で選択してもらうのが主旨となっている。食後のデザートや小腹がすいたとき、さらには子供やシニア層のように量をさほど必要としない人の需要にかなうサイズとして、さらには複数の種類を一度に食したい時に重宝されている。
今回登場する「ミニセレ 味わいシリーズ」は「ミニセレ」の中でも、主婦や高齢者をターゲットにした商品。ベースは現在発売中の「ミニセレ」だが、大人に的を絞っているため、大人の味覚に合わせて素材を選んでいる。例えば「ジャイアントコーン<ビターチョコ>」ではこだわりのビターチョコのトッピングが施されており、アイスミルク規格のクリームとの味わいの組合せが堪能できる。また「パピコ」ではコーヒーエキスに厳選高級豆「キリマンジャロ」を使い、ほろ苦いパピコに仕立てたのがポイント。「パナップ」も石臼挽きの抹茶を使ったアイスを用いたり(抹茶黒蜜)、ブランデーを配合したチョコソースが入っている(ビターチョコ)など、言葉通り大人の香りを楽しめる。
元々「ミニセレ」は世代を問わず少量の需要に応えるための商品群だが、今回「味わいシリーズ」としてわざわざ大人向け、しかも主婦層からシニア層(リリースには「40代から60代の男女」とあるので中堅層以上)をターゲットに据えて創設するということは、見方を変えればその層の需要が伸びていることになる。お菓子類全般で、これまで以上に中堅層以降、特にシニア層向けの商品開発に注力がなされる動きがあるが、今件も含め市場そのもの、しいては世代別人口構成比に変化が生じている証なのだろう。
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