スリーエフから離脱したスリーエフ中四国、ローソン店舗へ

2014/10/28 11:17

ローソンは2014年10月28日、スリーエフ中四国などを子会社に持つサニーマートとの間で、合弁会社ローソン高知(仮)を2015年春に設立する基本合意契約を同日付で提携したと発表した。同社の出資比率はサニーマート51%、ローソン49%。前日10月27日付でスリーエフ本社からのフランチャイズ契約を2015年2月末で解除すると発表した、スリーエフ中四国の店舗を運営する会社となり、各店舗はローソン店舗に転換されることとなる(【発表リリース:株式会社サニーマートと株式会社ローソンによる合弁会社設立について】)。

先に【スリーエフ中四国、スリーエフとのフランチャイズ契約終了へ】で伝えた通り、2014年10月27日付でスリーエフ本社はスリーエフ中四国との間のエリア・フランチャイズ契約を更新せず、2015年2月末付で解除するとの発表を行っていた。解除理由としては「根本的な理念については一致するも、横浜と高知という遠隔地の物理的状況などから商品政策を始めとする種々の面で合理性・効率性を欠くことになり、今後の競争環境の激化の中で迅速な対応が困難になると判断」した結果とのことで、本社を中心に展開するスリーエフ本社店舗などとの連動性の上で機動力に欠けることなどがネックとなったと説明されている。

その時点ではスリーエフ中四国はサニーマートの傘下のもとでコンビニ事業は継続すると表明しており、独立しての営業を継続するのか、大手他コンビニとのフランチャイズ契約を締結することになるのか、今後の挙動に注目が集まっていた。

本日ローソンから発表されたリリースによれば、その中四国スリーエフ(を運営するサニーマート)は新たなパートナーとしてローソンを選んだことになる。具体的な提携行程は次の通り。

●2014年2月
・サニーマートが子会社のスリーエフ中四国を吸収合併、スリーエフ中四国の店舗を直接運営

●2015年2月から3月
・サニーマート、ローソンと企業フランチャイズ契約を締結
・高知県内の元スリーエフ中四国の店舗66店を順次ローソン店舗に転換

●2015年3月から6月
・ローソン高知設立
・ローソンが運営している高知県内のローソン67店舗と、サニーマートが運営する高知県内のローソン66店舗(元スリーエフ中四国店)を合わせた133店舗を、ローソン高知が運営下に

要はサニーマートが一度スリーエフ中四国を直轄運営した上でローソンとフランチャイズ契約を結んでローソン店舗化。そしてローソンと合弁会社「ローソン高知」を設立して、その合弁会社に元スリーエフ中四国と元からの高知県内のローソン店舗を合わせて運営させるという次第。

ローソンは今回の提携により、該当店舗において両社の特徴を活かしながら、地域の利用客の利便性向上に努めていくと述べている。

昨日の今日という急転直下的な発表で、該当店舗を利用している人には驚きの話には違いない。スリーエフとスリーエフ中四国の契約は2015年2月末までであることから、実質的なローソンへの転換作業は3月に入ってからになるものと考えられる。

今後さらにコンビニ大手による店舗伸長、集約化は推し進められていくことだろう。


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