ローソンファーム産の小麦使用の食パン、ローソンマートやローソンストア100で発売
2014/11/26 08:01



↑ 左から「北海道小麦の食パン 3枚切」「北海道小麦の食パン 6枚切」「北海道小麦のバターロール 6個」
ローソンファームはローソンと契約を結んでいる農家で、ローソングループ店舗への原材料の安定供給や、オリジナル商品の原材料としての使用を目的に、野菜や果物の生産を行っている。ローソン側では安定度を高めるためにローソンファームを2015年度末までに40か所に拡大する予定。今回登場する「食パン」「ロールパン」は、北海道にあるローソンファームで今年収穫された小麦を使ったパンとなる。
今件商品で使われている小麦は、ローソンファーム北海道本別で初めて収穫された「ゆめちから」を使用。もちもちとした食感を生み出すのが特徴。これに、ふんわりとした食感の「春よ恋」を配合し、しっとりとした中にももちもち感を持つ独特の食感を楽しむことができるパンが生成された。また「北海道小麦の食パン」ではイーストフード、乳化剤を使わずに仕上げているのも特徴。
パッケージは一部透明にして中身のパンを見せるような構造にしつつ、メインは北海道の青空を想起させるように青色を用い、澄み切った空と大地一杯に広がる緑が映える小麦、そして力強く広がる雲を描いている。大地の恵みによる食品であることが一目でわかり、新鮮味を覚えさせる。
「北海道小麦の食パン」「北海道小麦のバターロール」はローソンマートとローソンストア100のみでの発売となるが、これは同商品が新ブランド「ローソンマート」に属しているのも一因。このブランドは「高品質で安心・安全なものが欲しい」との消費者の需要に答えるため、美味しさ・品質を追求したこだわり商品をコンセプトとするもので、2014年11月19日に立ち上げられている。順次米飯や調理パン、惣菜、サラダ、調理麺など食品・飲料系で展開がなされている。
コンビニ各社では独自性と高級感の演出のために独自ブランドを創生し、他社との区別化を模索している。今回の「北海道小麦の食パン」「北海道小麦のバターロール」も、ローソンファームというローソンならではの原材料の調達様式、より身近な需要に応えるため設立されたブランドの商品との点で、独自性を高め、ワンステップ上の価値をアピールしている。
「ゆめちから」と「春よ恋」の握手によるパンがどのような味わいを生み出していくのか、そして「ローソンマート」ブランドが今後いかなる価値観を提唱していくのか。注意深く見守りたいところではある。
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