吉野家の牛丼、300円から380円へ値上げ・12月17日15時から

2014/12/09 14:21

吉野家牛丼チェーン店「吉野家」を運営する吉野家は2014年12月9日、吉野家の牛肉関連商品を対象に、同年12月17日15日から価格を改定(値上げ)することを発表した。牛丼の並盛が300円から380円へと80円値上げ、牛カルビ丼の並盛が490円から590円へと100円値上げされる。ただし牛すき鍋膳は630円のまま価格が据え置かれる(以上、すべて税込)。値上げの理由について吉野家側では原材料の牛肉の値上がりを挙げている(【発表リリース:吉野家 牛丼関連商品の価格改定について】)。

↑ 値上げ対象商品一覧(一部)
↑ 値上げ対象商品一覧(一部)

今回発表された値上げ対象商品は「牛肉関連商品」と明記されており、その一部具体例として上記のように牛丼と牛カルビ丼が挙げられている。それによると牛丼は並盛が300円(税込、以下同)から80円プラスの380円、アタマの大盛りが390円から90円プラスの480円、牛カルビ丼では並盛が490円から100円プラスの590円、大盛りが590円からプラス100円の690円となる。その他にも牛肉関連の値上げが行われるが、現時点では詳細は明らかにされていない。

なお2014年10月29日に昨年12月から再び登場した「牛すき鍋膳」については、牛肉商品ではあるものの今回の値上げ対象とはならず、630円に据え置かれる。

今回の値上げについて吉野家側では、牛丼の主原料である牛肉(ショートプレート)がアメリカでの一昨年の干ばつの影響を受けて出荷量が減少していることに加え、アジア市場での需要拡大を受けて牛肉価格が高騰していること、そして出荷量が今後も漸減していく見込みであることとアジア市場での消費拡大が進む見通しで、さらに原材料価格が底上げされる可能性が高いと説明。その上で、企業努力のみで食材コストの上昇分を吸収することは困難と判断し、今回の価格引き上げを決定したと説明している。

吉野家では【吉野家、牛丼並盛を4月1日から20円値上げで300円に・牛すき鍋膳などは10円上げに】にもある通り、この4月の消費税率引き上げに伴い、牛丼の並盛価格を280円から300円に20円引上げていた。今回は原材料費の高騰に伴う引上げであるとはいえ、今年2回目の価格引上げとなる。まだ同じ牛丼チェーン店のすき家では今年8月27日から牛丼関連の商品価格の引上げを実施している。これにより吉野家の値上げ以降、牛丼(牛めし)価格は、

・吉野家……380円

・松屋……380円(プレミアム)、290円(ノーマル)

・すき家……291円

(※すべて税込計算)

となる。今後吉野家はもちろん他社も含め、牛丼業界の営業成績動向にどのような影響が生じることになるのか、気になるところではある。


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