日本の出版業界初の試み・セブン-イレブンで「週刊文春」の特別版を元旦発売
2014/12/17 07:10



↑ 「週刊文春 お正月スペシャル号 丸ごと1冊タンマ君」
従来出版物には休配日が設けられており、出版業界では年末に増刊号や臨時号などとして出版物を発行する慣習がある。一方、セブン-イレブンでは一年365日24時間フルで営業し、新鮮かつ新しい商品の品ぞろえをすることをポリシーとしており、そこに出版物も含まれるべきとの考えもあり、今回「元旦から新雑誌の配送、販売」という取り組み・施策の実施を行うこととなった。
元旦に展開される「週刊文春」は「週刊文春 お正月スペシャル号 丸ごと1冊タンマ君」と銘打たれ、価格は350円(税込)。ページ数は192ページで通常号とほぼ同数ページ。発行部数は約10万部で、1店舗あたり5冊から6冊を配本予定。セブン-イレブン店舗に加え、通販サイトセブンネットショッピングでも取り扱いを行う。
リリースによるとセブン-イレブン側では今後、元旦以外の休配日における配送も含め、他社との取り組みを拡大し、雑誌売り場の魅力を底上げすることをうたっている。雑誌そのものの影響力の低迷からコンビニでは雑誌の販売面積が減らされ、販売実績も減退する中で、興味深い施策には違いない。
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