セブン「金の食パン」がリニューアル、形でしっとりとさっくりの区別が一目瞭然に
2015/02/20 07:11




↑ 金の食パン イメージ写真とラベル(6枚入り)
「セブンゴールド 金の食パン」はセブン&アイグループで展開しているプライベートブランド「セブンゴールド」において2013年4月から発売を開始した、高級品質をうたった食パン。日常から食べ慣れている主食にあえて高品質な商品を提供することで、身近なリッチ感を演出するという発想は昨今の「プチリッチ」感覚にベストマッチし、大いにセールスを挙げ、コンビニなどのプライベートブランドにおける高品質食材開発ブームのきっかけにもなった。同食パンは発売後2013年9月と2014年4月にリニューアルを経験しており、今回が3回目となる。
今回のリニューアルでは食感などで2種類に区分されている「しっとり」「さっくり」の区別がより明確に行える配慮として(これまでは両種を並べれば生地のきめ細やかさなどで一目瞭然だったものの、どちらか一方だけでは判断がしにくいとの意見もあった)、「しっとり」のみ形状を角型に変更している。これにより「しっとり」は真四角、「さっくり」は上部2隅が丸みを帯びた山形となる。
また双方ともマーガリンの使用を止めてバター配合量を増量。国産小麦粉(「さっくり」ではセブン&アイ限定のブレンド小麦粉)、北海道産素材の生クリーム、赤穂の天塩、カナダ産のはちみつを使用している(はちみつを使っているため、満一歳未満の乳児には与えないように注意書きが確認できる)。
さらに環境配慮型商品開発の一環として、商品ラベルには従来品と比べて焼却時に排出される二酸化炭素量を2割ほど削減するエコ素材に変更した。
常食用として普段から手に取っている人は、2月24日以降順次、その違いに気が付くことになるはず。味わいの違いがどこまで出ているのか、今から気になる人も多いに違いない。また、購入時にラベルを見れば分かる話ではあるが、「しっとり」「さっくり」で形状を変えて違いが分かりやすくしたのはちょっとした気配りを覚えさせ、嬉しい限りではある。
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