巨人と調査兵団が東京競馬場で大レース・JRAが話題の「進撃の巨人」とのコラボ企画展開

2013/11/18 07:00

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進撃のジャパンカップ日本中央競馬会(JRA)は2013年11月17日、アニメ「進撃の巨人」との共同開発企画によるイベント第一弾として、ブラウザゲームが楽しめる特設サイト【「進撃のジャパンカップ」】(パソコン・スマートフォン共通)を開設したと発表した。「進撃の巨人」に登場する各キャラクターが、東京競馬場を舞台にレースを繰り広げ、閲覧者は時にミニゲームをプレイし、その勝敗を見極めるというものである(【発表リリース:『進撃の巨人×JRA』コラボ企画第1弾!「進撃のジャパンカップ」開幕】)。


↑ 進撃のジャパンカップ
↑ 進撃のジャパンカップ

「進撃の巨人」とは「別冊少年マガジン」の創刊号(2009年10月号)から連載中の漫画や同名のアニメ作品。閉ざされた都市空間に住む人類と、人類に向けて侵攻を続ける巨人との戦いを描いた、バトルファンタジーな物語。今件では2013年4月から放送が行われたテレビアニメとコラボしている。

「進撃のジャパンカップ」は11月24日に開催される第33回ジャパンカップ(GI)に合わせて展開されたもの。オープニングムービーではいきなり東京競馬場に集う「進撃の巨人」の主要キャラと、さらに競馬場施設に手をかけダートを見渡す超大型の巨人が登場するなど、驚きのシーンが展開される。

ゲームそのものは東京競馬場を舞台に、「進撃の巨人」の主人公であるエレン・イェーガーを中心にした第104期調査兵団の面々が馬を駆り、さらに多種多様な出身(?)・造形の巨人が順位を争う、ノリと勢いとインパクトが支配するレースの中で、エレンを一着にさせていくというもの。ゲーム中には視聴者自身が参加できるミニゲームが2つ用意されており、この結果次第でレースの結果も決定。見事1着でゴールするとオリジナルの壁紙を取得できる。

↑ このレース、ノリノリである
↑ このレース、ノリノリである

なお今回の催しは「ジャパンカップ」で終わりでは無く、同年12月11日からは「進撃の有馬記念」が展開される予定。こちらは当然その名前の通り、12月22日に開催予定の第58回有馬記念に合わせたものとなる。今件「進撃のジャパンカップ」とはまた違った「進撃の巨人」テイストな展開が期待できる。

JRAではこの数年、この類のブラウザゲームの企画・展開を積極的に実施しており、競馬そのものへの認知度向上と新たなファンの確保に余念がない。最近では【JRA、競走馬のギャルゲーの続編「My sweet ウマドンナ2-ウマすぐ Kiss Me-」をプレオープン】で紹介したブラウザゲーム「My sweet ウマドンナ-僕は君のウマ-」シリーズ、【ますます「JRAに何があったんだ...」】などで解説している、「スキージャンプ・ペア」で知られている真島理一郎監督と茂木淳一(実況)コンビが提供する競走馬(?!)のレース順位を当てるゲーム、さらには今件企画と共通性もある、【馬型最終決戦兵器・ヱヴァインパクト登場...JRA補完計画、色々と進展】で紹介した、映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』とのコラボ企画が想い起される。

どこまでその効用が競馬界にプラスを与えているかは不明だが、羽目を外し過ぎない、それでいて多くの人が気軽に参加で記楽しめる、お祭り的なノリは大いに評価できる。「進撃のジャパンカップ」を楽しむと共に、「進撃の有馬記念」でいかなる切り口を見せてくれるかにも期待したい。


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