「コロコロ」原作のアニメなどが公式登場・YouTube上に小学館集英社プロダクションが専用チャンネル開設

2009/10/22 07:08

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小学館集英社プロダクションチャンネルイメージアニメーションを始めとする映像製作及びキャラクター商品化権管理を手がける、小学館集英社プロダクションは2009年10月19日、 Googleとコンテンツライセンス契約を締結し、大手動画配信/共有サイト「YouTube」日本語版に公式ブランドチャンネル小学館集英社プロダクションチャンネルを同日から開設し、アニメーションや実写映像などの広告型無料配信サービスを開始したと発表した(【発表リリース】)。現在「コロコロコミック」発の名作アニメなど15作品の本編・プロモーション映像などが掲載されている。


小学館集英社プロダクションチャンネル
小学館集英社プロダクションチャンネル

小学館集英社プロダクションは新しい有力プロモーションメディアの1つとしてYouTubeを認識。そしてGoogleが提供するコンテンツIDシステム(管理ツール)により違法動画の効率的排除を図り、版権管理者としての小学館集英社プロダクションチャンネルの立場をこれまで通り遵守しながら健全なサービスを推進していくとリリースでは説明している。

オープンの時点では、現在100万部を発行する小学生向け雑誌「コロコロコミック」掲載マンガのアニメ化作品を中心に、 15作品のアニメの本編映像、各種プロモーション映像などの配信(現時点で45本)からスタート。取り扱い動画コンテンツを随時増やし、幅広い年齢層が楽しめる総合エンタテインメントチャンネルを目指していく。

いくつか作品を確認したが、コメント機能は有効になっているものの、ブログなどへの埋め込み用のタグは無効化されている。版権などの問題もあるのだろうが、ネット上での口コミ効果を考えると、少々もったい無い気がする。とはいえ掲載されたコメントを見ると、懐かしさを覚える類のものが複数見受けら、存在的消費者のニーズ掘り起こしという一定の成果は上げているようだ。

今後試行錯誤をしながら、同社が持つ有力なコンテンツをどのようにYouTubeで「料理」していくのか、注目したいところではある。

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