イトーヨーカドーなどでも15店舗でクリームやえびなどの虚偽表示

2013/11/22 06:30

セブン&アイホールディングスは2013年11月21日、ショッピングセンターの店舗開発を行うデベロッパー会社で自社のグループ企業であるモール・エスシー開発の発表として、イトーヨーカドー・アリオ店内の飲食テナントにおいて、全テナントのうち1.5%にあたる15店舗で、実際に使用された食材とメニューなどの表示が異なる事案が確認されたことを明らかにした。具体的には「生クリーム」表示がされていたが実際には「ホイップクリーム」であったことなどが挙げられる。同社ではすでに不適切表示について適正表示に是正され、それを確認済みであるともしてる(【発表リリース:弊社店舗施設に入店している飲食テナントの表示に関する調査結果について】)。

今回発表されたリリースによると、同社が管理するイトーヨーカドー、アリオ店舗内で運営されている飲食テナント993店舗に対し、実際の使用食材とメニューなどの表示に差異がある事案の有無について、モール・エスシー開発の社員や施設従業員による各テナントでの調査、そしてテナント運営会社への文書による確認調査を実施。その結果、全部で全店舗の1.5%にあたる15店舗で、俗にいう「不適切な表示」が判明した。

具体的には「生クリーム」表示が実際には「ホイップクリーム」だった、「芝えび」表示が実際には「バナメイエビ」だった、以上2パターンが確認されている。

これらの問題事案に対し、モール・エスシー開発側では不適切な表示が判明され次第、適切な表示へと是正するよう指示を行い、現時点ではすでに適正表示化されていることを確認しているとのこと。なおリリース上では再発防止策に関わる文言は確認できない。

リリースには該当店舗名と入店しているテナント名、具体的な不適切表示内容の一覧が掲載されている。先の【イオン、テナント89飲食店でエビやクリームなどの虚偽表示】で伝えたイオンの事例とほぼ同じ食材の組み合わせであり、「不適切表示」の組み合わせが業界内で共通化していたことがうかがえる(あるいは単に偶然の一致かもしれないが)。明記された上での「なんちゃって食材」ならまだしも、実態とは異なる食材利用の表記は多種多様な問題が発生しうる。改めて、今後は誠実な対応の継続を願いたいところだ。


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