【更新】ポラロイドカメラ、来年夏に復活

2009/12/04 07:04

ポラロイド社イメージカメラやデジタルフォトフレームなどを取り扱うサミット・グローバル・ジャパンは2009年12月3日、いわゆる「ポラロイドカメラ」(インスタントカメラ)をフィルム込みで2010年夏頃に新製品として復活販売すると発表した。また、ポラロイドブランドの各種商品など(デジタルカメラ、デジタルインスタントカメラとフィルム、フォトフレームなど)を逐次発売していくとしている([発表リリース、PDF])。

公式サイト
公式サイト

ポラロイドカメラなどで知られているポラロイドコーポレーションは、2008年12月にアメリカの連邦破産法第11章の適用を申請し、事実上経営破たんをしている。その後いくつかのプロセスを経て、サミット・グローバル・グループが、ポラロイド社各製品の独占的生産・販売権について更新権付き5年契約を締結。同グループがポラロイド製品やブランドを販売することになった。日本では同グループの日本法人サミット・グローバル・ジャパンが事業を受け持つ。

同社では今年12月4日以降、ポラロイドブランドのデジタルインスタントカメラ(プリンター機能付きのデジカメ)「Polaroid TWO」をはじめ、デジタルカメラ・デジタルビデオカメラ・モバイルプリンター・デジタルフォトフレーム・インスタントカメラ・デジカムコーダー・DVDプレイヤーを順次発売していく。冒頭でも触れたようにインスタントカメラ(ポラロイドカメラ)とフィルムは、2008年から生産が中止されていたが、2010年中頃(夏頃)に新製品として復活させる予定としている。

現在ポラロイド公式サイト(【http://www.polaroidjapan.com/index.html】)で発売予定商品について紹介、一部通販を開始している。また12月中には大手の通販サイト、近日中には大手家電量販店、さらにはその後コンビニなどでの販売も予定されているとのこと。

ポラロイドカメラは撮影後にすぐ紙焼き写真が手に入るという利便性が多くの人に受け入れられ、家庭はもちろん業務用としても大いに活躍した。しかしデジタルカメラの高性能化・普及でその座をとって代わられ、需要が激減。結局生産元のアメリカ・ポラロイド社でも2008年夏には生産を中止し、その後同社は上記にあるように経営破たんをしてしまっている。

ポラロイドカメラの便利さという点では、すでにデジタルカメラ、周辺機器のモバイルプリンタ、さらには同社のPoGoデジタルカメラなどにかなうべくも無く、再び普及することは考えにくい。むしろポラロイドカメラ普及当時を懐かしんだり、あえてポラロイドを使いたいファン層向けのコレクターズアイテムになるものと思われる。とはいえ、興味を持つ人も少なくないだろう。

また、同社の各種ラインアップは「ポラロイド社らしい」デザイナブルなものが多い。商品価格や機能、そしてアピール次第では、既存のデジカメ及びその周辺市場に少なからぬ影響を与え、受け入れられることだろう。

スポンサードリンク


コメント(Facebook)


▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2017 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー