サークルKサンクス、プラグインハイブリッドなプリウスを店舗巡回車として導入開始・充電スタンドも設置へ
2009/12/19 08:40



↑ プリウスプラグインハイブリッド車・サークルKサンクス店舗巡回仕様(イメージ)

↑ パナソニック電工製造の普通充電スタンド「ELSEEV(エルシーヴ)」
今回プリウスPHVなどを導入する愛知県は、経済産業省のモデル事業「EV・PHVタウン構想」に選定されている。PHVの導入や充電インフラの整備・提供で、今構想に協力することになる。2010年春には神奈川県へも採用地区を拡大する予定だが、今後も同モデル事業に選定された自治体を中心に、取り組みを拡大していく。
具体的なスケジュールとしては、来年春までに愛知県内でPHVを合計7台・充電スタンドは9台に、神奈川県内では来年春までにPHVを3台・充電スタンドを5台に増強する予定。充電スタンドは店舗駐車場に設置され、当面は無料で一般のお客も利用することができる。
【ローソン、電気自動車の充電インフラ実証モデルに協力】や【ローソン、東京・大井店に約15倍のスピードで電気自動車を充電可能な「急速充電スタンド」を設置】などでも紹介しているが、コンビニの電気自動車導入と充電スタンドの実証実験的な整備は、今件以外にも[ローソン(2651)]などでもおこなわれている。現在の技術ではガソリンエンジンの自動車と比べて一度の充電で走れる距離が短い電気自動車において、充電スタンドの普及は避けて通れない課題といえる。一方コンビニは(企業にもよるが)ほぼ全国に展開され、あらゆる場所で見かけることができるため、「インフラ提供」としては都合がよい。多くのコンビニですでに駐車場が用意されているのもポイント。
それらを考えると、電気自動車の普及にはコンビニが重要なポイントとなるかもしれない。今後、他の企業の参入や、既存参入コンビニの導入加速化に期待したいところだ。

スポンサードリンク
関連記事