JR東日本、混雑で有名な埼京線で痴漢防止のための車内防犯カメラを試験的に設置

2009/12/22 05:08

埼京線イメージ【JR東日本(9020)】は2009年12月21日、埼京線において痴漢犯罪防止を目的とした車内防犯カメラを試行的に設置すると発表した。2編成の1号車(大宮方)に設置を行い一定区間内で作動させ、その有効性を検証していくことになる(【発表リリース】)。

埼京線とは東京都品川区の大崎駅から、埼玉県さいたま市大宮区の大宮駅を結ぶ、JR東日本の路線区間。同路線区間は痴漢が多発する区間としても知られており、JR東日本において最も早期に女性専用車両が導入された区間でもある。その理由として「非常に混雑する」「駅の間が短い」「片方のドアがなかなか開かない(もう片方のドアばかり開く)」などが挙げられている。

今回JR東日本が設置を決めた車内防犯カメラも、そのような状況への対処方法の一つ。今回は埼京線内で走行する205系車両2編成の、1号車(大宮方面側)の一部にされる。

防犯カメラの設置場所
↑ 防犯カメラの設置場所

その上で埼京線・川越線・東京臨海高速鉄道線で車内防犯カメラを作動させ、その有効性を検証していく。2編成のうち第1編成は今年の12月28日に導入、第2編成は来年の1月下旬に導入され、しばらく検証が続けられる。なお検証車両には車内防犯カメラが作動中であることを表示するステッカーを掲出するとのこと。

上記設置場所を見れば分かるように、今回は実証実験のために設置車両が編成中の一部車両、しかも一部分のみとなっている。さらに配置場所が双方の車両で異なるため、恐らくは「どのような配置を行えばもっとも効率よく(コスト的にも)抑制できるか」をも検証するものと思われる。

今回の実験を経て、防犯カメラは今区間に逐次他車両へ導入されていくことになるのだろう。しかし上記の発生理由を考えると「カメラの設置による抑制以外に、混雑そのものを減らすことによる防止方法は無いものか」と考えてしまうのは当方だけだろうか。

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