東芝、無料で音声合成が楽しめるサイト「Studio ToSpeak」を期間限定で公開

2010/01/07 07:10

「Studio ToSpeak」イメージ【東芝(6502)】は2010年1月6日、好きなキャラクターの声で音声コンテンツを作成できる、音声合成体験ウェブサイト【Studio ToSpeak】を公開したと発表した。東芝が開発した音声合成エンジン「ToSpeak」を活用したもので、簡単なユーザー登録をするだけで「無料」にて選んだキャラクタの声で音声を合成できる。公開開始日から約3か月間の期間限定での公開を予定しているが、現在のところサービス終了日は未発表。Adobe Flash Player10などを必要とする。

↑ Studio ToSpeak
↑ Studio ToSpeak

「ToSpeak」では音声合成(入力された任意のテキストから音声を生成する技術)を用いて、

・「言語解析処理」漢字仮名混じり文で入力されたテキストを解析して読みやアクセントの情報(音韻情報)を生成
・「韻律生成処理」各単語などのリズムやイントネーションの情報(韻律情報)を生成
・「波形生成処理」音韻情報と韻律情報に基づいて 短い音声をつなぎ合わせて音声波形を生成する

の3段階の処理を行い、入力されたデータを音声として出力する。

デジタルデータを聴覚で確認する音声データに変換する技術は、昔から多種多様なものが開発され世に送り出されている(NECの廉価パソコンPC-6001・PC-6601あたりを思い起こす人も少なくないはず)。最近では【初音ミクのアルバム「supercell」がゴールドディスク認定】でも紹介した、いわゆる「ボーカロイド」たちの展開で一挙にメジャー化・手身近なものとなった感がある。

具体的な使い方としては、登録・ログイン後、ブラウザ上に音声合成ツール画面を表示。しゃべらせたいキャラクタ(声の種類、合計10種類)を選び、テキスト入力エリアに読ませたい文章を入力し、「合成ボタン」を押すだけ。

↑ 基本的な使い方
↑ 基本的な使い方

各キャラクタ毎に「話す速さ」「声の高さ」「声の太さ」を自在にカスタマイズできるので、微妙な声の調子の変化を楽しむことが可能。また、読み方に気になる部分がある場合は、「読み調整モードボタン」を押して読みをすべてカタカナに変換した上で、イントネーションやアクセントの調整ができる仕様となっている。

今サービスで興味深いのは、生成した音声データをWAVフォーマットでファイルとしてダウンロードできること。パソコン上のシステム音として活用できるようなデータも作れそうだ。

なおユーザーの一日あたりの利用状況などによって、利用に制限がかかる場合がある。また入力されたテキストなどの情報は、サービス運営の向上や新規サービスの開発などを目的として収集し、分析・集計が行われるとのこと。音声合成に興味があるが、製品を買うのは少々ためらいがある、という人は試しに利用してみてはいかがだろうか。

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