【更新】雪印と明治、家庭用チーズを2月から値下げへ

2010/01/15 07:03

明治北海道十勝カマンベールチーズイメージ雪印乳業と明治乳業は2010年1月14日、家庭用チーズなどの希望小売価格を同年2月1日から値下げすると発表した。値下げ幅は数%-10%強。チーズ用の生乳価格が2009年10月以降引き下げられたことなどをその理由として挙げている([雪印発表リリース][明治発表リリース])。

【雪印がチーズやマーガリン、バター再値上げ・85品目で8月から】【約半年でチーズ25.5%、みそ18.1%の値上げ-農水省が直近の加工食品価格調査結果発表】などでも触れているが、2007年以降の金融(工学)危機をきっかけにした資源価格の高騰や、需給のバランスの調整ミスなどでこの数年来は乳製品価格が高騰し、一時はバターやチーズなどの乳製品が軒並みスーパーなどの陳列棚から消える・目玉が飛び出るほどの高値をつける事態となった。最近ではある程度価格も落ち着き、供給量も安定し、そして何よりも消費者の節約性向に応じる形で、価格も以前のものに戻りつつある。

今回発表された両社の家庭用チーズなど乳製品の価格引き下げ概要は次の通り。

■明治乳業
・明治北海道十勝カマンベールチーズが対象(3品種)
・希望小売価格引き下げ率は6.2%-7.0%
・同商品の値下げは初めて(1999年発売以来)

■雪印乳業
・家庭用チーズ(プロセスナチュラル)64品目、ギフト群13品目、計77品目が対象
・希望小売価格引き下げ幅は2.3%-15.1%
・値下げは14年ぶり

常食の食品価格が引き下げられることは素直に嬉しい話ではある。しかしそれと同時に、その背景に原材料の引き下げ以外の複数要因(同業他社商品の価格引き下げ、消費者の節約志向の高まりによる販売量減退を留めるための施策の一つ)が容易に想像できることを考えると「手放しで喜ぶのもどうかな」と考えてしまう人も少なくあるまい。

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