セブン-イレブンでチルド弁当が全国展開開始

2010/02/05 06:50

チルド弁当イメージ【セブン&アイホールディングス(3382)】傘下のセブン-イレブン・ジャパンは2010年2月4日、2009年秋から発売したチルド弁当について、全国展開を開始したと発表した。当初は今春の予定だったものを、大幅に繰り上げたと説明している(【発表リリース、PDF】)。

↑ 商品ラインアップ(首都圏地区の場合)
↑ 商品ラインアップ(首都圏地区の場合)

チルド(低温冷蔵)弁当のコンセプトは次の通り。

・料理、食材本来の美味しさの追求……添加物の削減
・保存性(販売鮮度の追求)……販売期限を製造後約73-97時間に延長(既存弁当の販売期限は約25-26時間)
・消費期限も延長……お客が美味しく口にできる時間を、従来の製造後約27-28時間から約75-99時間に延長
・御飯の炊飯工程の改良……炊飯工程を見直し「粘り」「食感」を改善することで時間経過に強い御飯を開発
・定番メニューでかつ電子レンジで加温して食べられるメニューを中心に開発

チルド弁当は元々2009年の11月17日以降神奈川県地区で、同年11月24日以降は東京都・埼玉県地区でなどの展開スケジュールのように、少しずつ先行販売地区を広げていく予定だった。しかしこれら先行地区での売れ行きが好調なため、今回の発表のように全国展開を繰り上げることになった。

【2009年12月度のコンビニ売上高は既存店が5.5%のマイナス・大雨や景気低迷、タスポ反動が要因か】をはじめ月次のコンビニ業界の売上レポート記事にもあるように、コンビニでは主力であるはずの日配食品の主役「お弁当」は長期間苦戦を強いられている状態。その理由として、割高感同様に「お弁当不況」の大きな要因の一つが「美味しさと安全性」への不安がある。

チルド弁当は通常の弁当と比べてコンビニ側の負担が大きくなるものの、既存のお弁当の弱点を改善しうる可能性を秘めている。さらに付け加えるとすれば、昨年大きな問題となった「お弁当廃棄問題」に対する回答の一つにもなる。それらの長所に加え、先行販売地域で堅調な売上を示したとなれば、導入を前倒ししたくなるのも当然といえよう。

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