あら不思議・こすると消える色鉛筆「フリクションいろえんぴつ」発売

2013/11/27 09:30

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フリクションいろえんぴつパイロットコーポレーションは2013年11月26日、筆跡をきれいに消すことが出来る色鉛筆「フリクションいろえんぴつ」を同年12月10日から発売すると発表した。12色セットで1050円、1本105円(いずれも税込)。全長175ミリ、最大径7.6ミリ。色種は12色(きいろ、うすだいだい、だいだい、あか、ももいろ、むらさき、あお、みずいろ、きみどり、みどり、ちゃいろ、くろ)(【発表リリース:こすると消える色鉛筆 『フリクションいろえんぴつ』 新発売】)。


↑ フリクションいろえんぴつ
↑ フリクションいろえんぴつ

「フリクション」シリーズとは一定以上の温度になると色が消える特殊なインク「フリクションインキ」を用いることで、筆跡を専用のラバーでこすると生じた摩擦熱でインキの色が無色透明になるという筆記用具。何度でも書き消しが可能なことや、こすっても消しカスが出ないことなどが特徴。

今回発売される「フリクションいろえんぴつ」は、「フリクション」 シリーズの新カテゴリーとして摩擦熱で筆跡を無色にする、これまでにない色鉛筆として展開する。摩擦熱による温度変化によって筆跡を無色にするフリクションインキの色素をワックスで固めた新開発の芯を搭載しており、消去用ラバーでこすることで筆跡をきれいに消せる色鉛筆として完成した。

消しゴムなどで消すこれまでの「消せる色鉛筆」と異なり、筆跡の消し残りがほとんどない。また摩擦熱で筆跡を消去するので消しカスが出ないため、テーブル上や部屋を汚すことが無いという特徴を持つ。なお芯の部分は通常の色鉛筆と同じく、鉛筆削りやナイフで削ることができる。

説明によれば細かくきれいに消し場所を決めることができるため、塗り絵で色が枠からはみ出たり、間違った色で塗っても気兼ねなく消すことが可能となる。また塗った色を部分的に消すことで、間接的に「白」を表現することもできる。

完全に色が消える温度は65度前後、色の復元開始温度はマイナス10度前後、完全復色はマイナス20度前後。その特性などから宛名書き、証書類などには使えないが、子供などのお絵かき用には何ら問題は無い。普通の色鉛筆とは違った、言葉通り多種多彩な使い方ができるに違いない。


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