「風呂限定だけど、夢じゃなかった!」第三回マンガ大賞は『テルマエ・ロマエ』に決定

2010/03/18 07:03

『テルマエ・ロマエ』イメージマンガ大賞実行委員会は2010年3月17日、第三回のマンガ大賞受賞作として『テルマエ・ロマエ』が選考されたことを発表した。ノミネート作品としては他に『宇宙兄弟』『バクマン。』などが上位にリストアップされており、接戦の中での勝利となった(【発表リリース】)。

↑ 受賞作「テルマエ・ロマエ」の作者ヤマザキマリ先生の生原稿による受賞の言葉。「平たい顔族」とは主人公がタイムスリップ先(つまり現在の日本)で遭遇した日本人を表現した言葉。
↑ 受賞作「テルマエ・ロマエ」の作者ヤマザキマリ先生の生原稿による受賞の言葉。「平たい顔族」とは主人公がタイムスリップ先(つまり現在の日本)で遭遇した日本人を表現した言葉。

「マンガ大賞」とは説明にいわく「書店員を中心とした有志による選考委員・実行委員が、手弁当で集まり活動して」いる団体。「面白いマンガを周りのひとに宣伝したい読者が、『このマンガはこんなに面白いよ!』と、マンガに興味はあるけれど、それほどディープではないひとに伝えるために、始め」たとのこと。第三回目となる今回は2009年に発売された単行本を対象に、いくつかの選考を経て「マンガ大賞」が決定した。

大賞を受賞した「テルマエ・ロマエ」は、風呂限定のタイムスリップモノのマンガ。失職した古代ローマ建築技師(風呂限定)ルシウスが、風呂を介して日本の様々な風呂文化に触れ、それを自分の仕事に活かすという破天荒な設定。異文化に遭遇した時の主人公の反応は、明治維新前後の日本人や、「マクロス」のデ・カルチャーを彷彿させる。それと同時に、日本の風呂文化の素晴らしさを再確認させる作品でもある。

今作品は雑誌掲載時から話題にのぼっていた作品ではあるが、むしろ単行本化され、それが数々の有力ブログなどで「おススメの一冊」として推奨されたことで、爆発的な人気を博し、知名度を高めることとなった。現在アマゾンの『本/漫画・アニメ・BLのベストセラー』ランキングでも、あの『ONE PIECE』の最新刊を抜いてトップについている。

↑ 本/漫画・アニメ・BLのベストセラーでトップを行く「テルマエ・ロマエ」
↑ 本/漫画・アニメ・BLのベストセラーでトップを行く「テルマエ・ロマエ」

風呂好きな人はもちろん、タイムスリップ系の作品を好む人、そしてちょっと変わった系統の作品にも触れてみたい人に、是非一度手にとって欲しい作品といえる。



(C)ヤマザキマリ/ エンターブレイン

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