楽天証券、「マケスピ」での「フル板」無料条件大幅緩和へ・有料料金も引き下げ

2010/03/27 08:10

「マケスピ」での「フル板」イメージ楽天証券は2010年3月26日、同社が提供している個人投資家向け取引ツール「マーケットスピード」の最新版「マーケットスピード Ver9.0」において、東証(東京証券取引所)が2010年1月4日から提供している次世代システム『arrowhead』に対応した全板情報(各銘柄における売り買いの板の全情報)の有料サービス「フル板」の無料条件を緩和すると共に、有料利用者の利用料も値下げすると発表した(『発表リリース』)。

↑ フル板情報イメージ
↑ フル板情報イメージ

「arrowhead(アローヘッド)」の導入で、これまで証券会社など機関投資家をはじめとした一部投資家しか見ることができなかった全板情報(現在値、売り買い気配値、引け条件付き注文、売買高、売買代金)を、個人投資家向けにリアルタイムで配信することが可能となった。ただしシステム負荷などの問題からか、各証券会社毎に「全板情報」を閲覧するための条件が設けられ、誰もが自由に無料・無条件で利用できるわけではないのが現状。

楽天証券では1か月あたり5250円(税込)の利用料を支払うか、1か月につき日本国内株式(PTS含む)の約定が200回以上であれば、その翌月中は「マーケットスピード Ver9.0」で全板表示こと「フル板」を利用することが可能だった。

しかし今回、有料料金、無料のための条件について2010年4月12日から、

・利用料金……5250円→2100円(共に税込)
・無料条件……約定200回以上→約定50回以上

と大幅に緩和されることが決まった。

「アローヘッド」の導入前後は同システムの採用により取引が活発なものとなり出来高も増え、証券市場が忙しくなるとの観測もあった。しかし少なくとも現状では、国内外、特に国内の事情により証券取引そのものが停滞気味で、出来高も少なめなものとなっている。

「フル板」のような「アローヘッド」の利点を個人投資家が最大限に享受できるサービスの利用者が増加し、さらに便益を受けられるよう、証券取引そのものも今まで以上に活性化してほしいものだ。

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