【更新】「こてっちゃん」のエスフーズ、宮崎県に5000万円を寄付・社長自らも3000万円上乗せ

2010/05/25 05:04

手助け「こてっちゃん」などのブランドで知られている【エスフーズ(2292)】は2010年5月24日、宮崎県で発生している口蹄疫被害に対する義援金として、5000万円を拠出することを発表した。さらに[一部報道(産経)]によればこの金額に同社の社長村上真之助氏が個人的に3000万円を追加し、合わせて8000万円が宮崎県に寄付されている(【発表リリース】)。

リリースによると、今回企業サイドで行われた義援金額は5000万円。リリースにはないが上記報道にあるように、同社の社長同社村上氏が3000万円を上乗せしている。リリースでは義援金拠出事由として「当社にも関連の深い宮崎県の畜産業界の未曾有の災害に際し、被害を受けられた農家、食肉関連事業者の方々に心よりお見舞いを申し上げると共に、少しでも助力いたしたく宮崎県に対し義援金を拠出するものです」と言及しており、同社ではブランド牛肉や「こてっちゃん」など牛豚商品を中心に扱っていることから、今件は他人事ではないとの判断が多分に加わったものと思われる。さらに先のBSE問題でも原材料の入手で苦労をしていることから、事の重大さを十分に認識したものだろう。

現時点で日本国内では宮崎県に端を発したとされる、牛及び豚に対する口蹄疫に関する被害だが、2010年5月24日時点で農林水産省によって確認されている感染判明頭数は14万5358頭(牛1万9303頭、豚12万6040頭、山羊7頭、羊8頭)に達している(【公式ページ】)。公式に感染が確認された場所(同年4月20日に確認)はともかく、どこから(どの国から)どのような経由で口蹄疫ウイルスが潜入したかなど、不明な点は多い。さらに「国の」初動対応の不手際もあり、残念ながら被害は現在も拡大中。単に和牛だけでなく、牛・豚関連商品までを含め、多大な被害が中長期的に及ぶ可能性もある(県レベルではなく、国レベル、さらには国際的な立ち位置も含む。日本以上に畜産へ注力している国が、日本に対してどのような対応を取り得るかを考えればすぐに理解できるはず)。

さらに【サークルKサンクスも宮崎の口蹄疫被害に対する義援金募金の受け付け開始へ】でも触れているが、口蹄疫の問題については事態が現在もなお進行中であると同時に、情報公知の観点だけでも(これまで「信頼に足る」情報ソースとして多くの人が信用し利用してきた媒体で)不可思議な行動・情報発信に関する状況が展開されている。現地宮崎県と何らかの形で情報のやり取りができる人は、一般の大手メディア経由で流される情報の内容、扱われ方について、頭に大きな疑問符を浮かべているに違いない。

今件を報じた産経新聞の記事中でエスフーズの平井常務によるコメント「日本の畜産全体の危機。できる限りのことをしたかった」が冗談でも何でもない事を、改めて認識すべきといえる。

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