金銀プラチナパラジウム、それぞれの現物に裏付けされたETFが7月2日上場

2010/06/15 05:09

貴金属東京証券取引所は2010年6月14日、三菱UFJ信託銀行が管理する「金」「銀」「プラチナ」「パラジウム」それぞれの価格に連動する4種類のETFを承認したと発表した。上場は同年7月2日、証券コードはそれぞれ1540(純金上場信託(現物国内保管型))、1541(純プラチナ上場信託(現物国内保管型))、1542(純銀上場信託(現物国内保管型))、1543(純パラジウム上場信託(現物国内保管型)となる(【発表リリース】)。

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【東証が金ETFを6月30日に上場・証券コードは1326】【金・銀・白金・パラジウム・まとめて合わせたバスケット・全部で5つの貴金属ETF登場】にもあるように、これまでにも日本国内市場において貴金属系ETFは色々と上場されているが、今回上場が決まったのは、貴金属現物(金・プラチナ・銀・パラジウムそれぞれの地金)に裏づけされている(一定口数以上で貴金属現物との転換(交換)可能)のが特徴。国内組成による商品現物型ETFとしては、はじめてのものとなる。また、上場日から貸借銘柄に選定される。

これらのETFは発行元のリリースにいわく「金の果実」シリーズという愛称が与えられており、それぞれ各ETF毎に

・「金の果実」……1540(純金上場信託(現物国内保管型))
・「プラチナの果実」……1541(純プラチナ上場信託(現物国内保管型))
・「銀の果実」……1542(純銀上場信託(現物国内保管型))
・「パラジウムの果実」……1543(純パラジウム上場信託(現物国内保管型)

と割り振られている。

なお原則として配当・収益金の分配は行われず、証券として売買する限りにおいては通常株式と同等の扱いがなされる。また、現物との引き換え単位はETFの種類毎で異なり、引き換え開始時期は2011年2月1日以降、金とプラチナは指定転換販売会社(小口転換取扱証券会社(現時点でカブドットコム証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券))のみでの実施で、それ以外の証券会社で本商品を保有されている人は口座移管が必要。銀・パラジウムにおいては大口のみ倉庫渡しで可能。

今ETFの上場は貴金属系の投資に興味がある人にとって、非常に関心を寄せるものに違いない。また、ポートフォリオの生成において商品系金融商品を組みこんでいる人には、非常に便利な銘柄に他ならず、これまでの既存貴金属系ETF以上に注目を集めることが容易に想像できよう。

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