西友、60ワット相当のLED電球を1770円で販売

2010/07/02 05:10

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60ワット相当のLED電球西友は2010年7月1日、長寿命で省エネ効果を狙えるLED(発光ダイオード)電球を全国店舗にて、同年7月2日から、1770円(税込)で発売すると発表した。同等他社製品と比べて数百円ほどの安値となる。「アーベインLED 電球(昼白色相当)」と「アーベインLED 電球(電球色相当)」の2種類で台湾の燦坤(サンクン)日本電器が中国で生産したもの(【発表リリース】)。


↑ アーベインLED 電球(昼白色相当)
↑ アーベインLED 電球(昼白色相当)

今回発売する商品は、燦坤日本電器が製造したLED電球2種で、いずれも白熱電球の60ワットに相当する明るさの光を発しながら、使用時の二酸化炭素排出量は同社の白熱電球比で約90%削減、寿命は約40倍の4万時間使用可能で、電気代も約1/9程度で済む、環境的、経済的に優れた商品。白熱電球からの置き換えが可能で、一般的な電球のソケットにそのまま装着することができる。

LED電球は【白熱電球から電球形蛍光ランプ、LED電球に交換……でも何か月で元が取れる!?】などにもあるように、白熱電球など従来の電球に比べてまだ高価であるにもかかわらず、消費電力が少なく、二酸化炭素削減効果も高いことから、昨今、家庭での買い替え需要が拡大している。そこで今回西友では、従来に比べて取り扱い店舗を大幅に拡大し、大量一括仕入れを行なうことで販売価格を下げ、LED電球の更なる普及と家庭での二酸化炭素排出の削減に貢献する、と表明している。

【LED電球普及率は14.8%・今後使いたい人は……!?】などでも触れているが、既存の白熱電球とそのまま入れ替えが出来るタイプのLED電球は、明るさをそのまま引き継げる限り、そして「購入時の単価がそれなりに安いのであれば」多くの人が利用したいと考えている。今件商品のように、LED電球の技術進歩・量産化で市場価格が逓減し、多くの人が買える機会を得られる場所で販売されれば、「この価格ならば買い替えても」とする人が増え、さらにLED電球の普及率が高まるに違いない。

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