ヤフーとCCC、ポイントで提携

2010/07/14 19:30

提携[ヤフー(4689)]と【カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)(4756)】は2010年7月14日、ポイントサービスや広告事業、インターネットサービスの事業領域において、包括的な事業提携に関する基本合意を締結したと発表した。この合意により、例えばCCC提供のTポイントがYahoo!ショッピングに導入され、Yahoo!ショッピング上でTポイントが使えるようになる(【発表リリース】)。

Tカード両社の提携理由についてリリースでは、「1か月あたり約5213万人のユニーク利用客数を持つインターネットサイトを運営するYahoo!JAPAN」と「3500万人超の会員を有するCCC」が、相互の事業発展・競争力の強化を目指すためと説明。さらに加えて、「Yahoo!JAPAN側のネットワーク」「CCC側のリアル店舗でのネットワーク」それぞれにおける顧客の基盤やプラットフォームを連携して各サービスの利便性を向上し、「インターネット」と「リアル」の経済圏における共同構築を目指すため、としている。

具体的な業務提携に関する基本合意の内容だが、大きく「ポイントサービス連携」「広告事業連携」「地域事業連携」「インターネットサービス連携」の4項目に区分されるものの、具体的な要件が決まっているのは「ポイントサービス連携」のみ。他はすべて目標課題の後に「協議いたします」の文言が加わっており、今後話し合いで具体的な方策を決める方針。

肝心の「ポイントサービス連携」については概要をまとめると次の通りとなる。

・Yahoo!JAPANは「Tポイント」を「Yahoo!ショッピング」に導入。買物の際の獲得ポイントの振り当て先を「Yahoo!ポイント」か「Tポイント」いずれか選択できる。
(Yahoo! JAPAN IDでログインした状態で「Yahoo!ショッピング」にて商品を購入すると、購入料金100円(税抜)につき、Yahoo!ポイント1ポイントもしくはTポイント1ポイントが進呈される)
・「Tポイント」を「Yahoo!ショッピング」での買物に利用できる。
・ただし直接「Yahoo!ポイント」と「Tポイント」間の交換はできない。

Yahoo!JAPAN側では今後「Yahoo!ショッピング」以外のサービスでも「Tポイント」との連携も検討するとしている。

カード利用これまでYahoo!JAPANでは「Yahoo!ポイント」と提携企業間におけるポイント交換サービスを提供してきたが、他社ポイントサービスの導入は今回が初めての試みになる。

今回提携の肝は、具体的要件が唯一決まっている、そして「両社のサービスの利便性向上」「経済圏の拡大」が繰り返し語られている、ポイントサービスの提携にある。実店舗で利用するカードのポイントと、インターネット通販上でのポイントの相互利用が可能になることにより、ヤフーとCCC相互の弱点が補完され、便宜性が高まることになる。それは両社だけでなく利用者の立場からもプラスとなるだけに、期待できる動きといえる。それと同時に同業他社のポイントシステムがどのような動きを見せるのか、こちらも気になるところではある。

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