バンナムとDeNA、モバイル事業で提携・特別コーナーを「モバゲータウン」に設置

2010/07/16 05:12

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セビウスバンダイナムコゲームスと【ディー・エヌ・エー(2432)】は2010年7月15日、同日からモバイル事業において提携サービスを開始すると発表した。具体的には同日から1年間、ディー・エヌ・エーが運営する【モバゲータウン】に特別コーナー『バンダイナムコゲームス×モバゲータウン』を設置、まずはバンダイナムコゲームスの人気ゲームを、機能限定付きながらも月1本のペースで無料にて配信する(【発表リリース】)。


↑ 無料配信されるゲーム達
↑ 無料配信されるゲーム達

今回「モバゲータウン」のトップページに開設される特別コーナー「バンダイナムコゲームス×モバゲータウン」では複数の催しが行われる予定だが、第一弾としてコーナー内に「ナムコ・ゲームス」が展開。「パックマン」や「ゼビウス」「ニューラリーX」「ギャラガ」など、バンダイナムコゲームスの人気ゲームが、毎月1タイトル無料で配信されることになる。これらのゲームはプレイできるステージ数が限られており、半ば「お試し版」のようなもの。

サイトロゴそして今後はこれらの「ナムコ・ゲームス」以外にも、両社の持っている経営資源を融合させ、新しい「遊び方」を提案する様々なコンテンツを配信する予定とのこと。

「モバゲータウン」のトップページに常設するあたり、ディー・エヌ・エー側が今件「バンダイナムコゲームス×モバゲータウン」へ非常に注力している様子がうかがえる。同社は最近【ヤフーとDeNAがソーシャルゲームで提携--「Yahoo!モバゲー」提供へ】【DeNAの子会社がFacebookにソーシャルゲーム「怪盗ロワイヤル」を英語で提供開始】にもあるように多方面に向けた自社コンテンツの展開を模索・実践しており、積極的な外向けの施策を打ち出している。今回は他社との提携の中で内向け施策といえる「モバゲータウン」そのものの魅力拡大を推し量っており、ディー・エヌ・エーがしっかりとした戦略のもとに積極的活動に出ていることが分かる。

ソーシャルメディアとそれを支える大黒柱足るソーシャルゲームにますます注目が集まる中、同社がどのような動きを見せるのか。今回発表の件もあわせ、今後も目が離せない。

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