マクドナルド、第2四半期連結業績予想を上方修正
2010/07/23 05:05



↑ マクドナルドの2010年12月期第2四半期連結業績予想など(億円)
同社では各種新商品の積極的展開により、第2四半期累計で既存店舗売上が前年同期比+2.8%・既存店客数+3.1%を記録。さらに戦略的閉店による不採算店舗の減少に伴う、店舗収益力の改善、FC化の推進などで利益率が向上。結果として売上高予想に大きな変化はないものの、営業利益・経常利益予想が大幅に上回ることになった。
なお純利益も増加しているが、前年同期と比べて売上・純利益が減少しているのは、それぞれ「戦略的閉店による店舗数の減少」「店舗閉鎖損失に伴う特別損失計上によるもの」。
利益率向上によるスリム化を果たしつつあることで、今後とも(前年同期比で)一時的に売上の減少が見られるだろうが、利益を得やすい体質に変化を遂げつつあることは間違いない。今後どこまで収益率改善が果たせるのか、気になるところだ。

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