Yahoo! JAPAN、検索サービスでグーグルの検索エンジン・検索連動型広告配信システムの採用などを発表

2010/07/27 16:04

提携【ヤフー(4689)】は2010年7月27日、同社が運営している検索ポータル「Yahoo! JAPAN」の検索サービスにおけるグーグルの検索エンジンと、検索連動型広告配信システムの採用、さらにはYahoo! JAPANからグーグルへの提供について発表した。具体的な切り替え時期は現時点では未定で、今後詳細を協議の上、決定するとのこと。

アメリカのヤフーにおいてはすでに2009年7月に米マイクロソフトと提携を結んでおり、検索エンジンを自社開発のものからマイクロソフトの検索エンジン「Bing」に切り替えることを決定している。Yahoo! JAPANでもこのアメリカのヤフーが用いていた検索エンジンのロジック「Yahoo! Search Technology(YST)」を使っており、対応が求められていた。

リリースによれば今回の決定についてYahoo! JAPAN側では

Yahoo! JAPAN は他の検索エンジンおよび検索連動型広告配信システムの検討も行うべきと考え、代替案との比較を行いました。グーグルは今日現在既に、確固たる日本語環境の検索エンジンと検索連動型広告配信システムを保有しており、且つ、その機能も現時点ではベストであるとの結論に至ったため、グーグルからの提供を受けることを決定した次第であります。

とし、いくつかの選択肢の中から最良の判断をした結果としている。

なおIRページでは【よくあるご質問(PDF)】も掲載されているが、注目すべき項目としていくつか挙げると、

Q1: Googleとの提携範囲はどこなのか?
A1: 今回の契約の対象は、ウェブ、画像、動画、モバイルの4領域における、検索エンジンおよび検索連動型広告配信システムのサービス提供を受けることに限定されています。

Q2: Googleとの競争関係はどうなるのか?
A2:(前略)ヤフー! JAPANはユーザー向けにフィットするよう、YST/YSMと同様にYahoo! JAPAN独自の調整を加えながらGoogleの検索サービスをカスタマイズいたします。これはYahoo! Japan のサイト上で検索サービスがどのような外観になり、利用者がどのように検索を体験できるかといったことも含まれます。その結果、利用者はYahoo! Japan のサイト上で、引き続きGoogleのサイト上とは違う体験をすることができると考えられます。

Q9: 今回の契約で検索サービスの使い勝手が変わってしまうのか?
A9: 現在ご支持をいただいているユーザーインタフェイスが引き続き提供されますので、お客様の使い勝手は特に変わりません。Yahoo! JAPANはユーザー向けにフィットするよう、YST/YSMと同様にYahoo! JAPAN独自の調整を加えながらGoogle の検索サービスをカスタマイズいたします。

Q10: 公正取引委員会には本件について相談をしているのか?
A10: 事前に日本の公正取引委員会に相談をしており、問題なき旨を確認しております

Q13: Yahoo! JAPANはソフトバンクモバイル(SBM)にモバイル検索を提供していますが、本件を機に何か変わることはありますか?
A13: いいえ、Yahoo! JAPANはモバイル検索サービス、モバイル広告とも、これまで通りSBMに提供してまいります。

などとなる。なおリリースにもあるように同社では、Yahoo! JAPANのディレクトリ検索サービスを補完する引継検索のエンジンとして、1998年5月より2001年3月までの期間はgooから、その後、2001年4月より2004年5月までの期間はGoogleから提供を受けていた経歴がある。

検索関連技術やサイトの運営など、多方面に大きな影響を与えることは疑うべくもない。具体的な変更期日はこれから決定するとのことだか、非常に気になるところではある。

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