日本語フォントに正式…対応米アマゾンで電子書籍リーダー・キンドルの新型登場。139ドルの廉価版も

2010/07/30 05:09

新モデルな「キンドル」先の【米アマゾン電子書籍売上 ハードカバーを超える】にもあるように、電子書籍とそのリーダー「Kindle(キンドル)」の躍進ぶりが注目を集めている米アマゾンで、2010年7月28日に「キンドル」の新モデルが発表された。従来のスタンダードモデルを軽量化した版(189ドル)と、139ドルの廉価版の2種類が登場する。現在日本のアマゾンでもトップページで新型キンドルの告知を行っている(リンク先は米アマゾンの英語サイト)(『発表ページ』)。

↑ 日本のアマゾンでもトップページで告知中
↑ 日本のアマゾンでもトップページで告知中

↑ スタンダードモデル・Kindle 3G + Wi-Fi
↑ スタンダードモデル・Kindle 3G + Wi-Fi


The New Amazon Kindle。【直接リンクはこちら】

新モデルは画面サイズを6インチに維持したまま、本体サイズを21%小さくしており(4.8インチ×7.5インチ=12.2センチ×19.1センチ)、重量も8.7オンス(約247グラム)となり、従来型に比べて15%軽量化されている。また新型の電子ペーパーを採用することでコントラストも50%向上、ページめくりも20%の高速化が実現。蓄積できる文章容量も倍増し3500冊まで保存可能、バッテリー駆動期間もワイヤレスモードを切っておけば1か月までとなっている。PDFファイルを読み込む機能も実装。

同時に発表された廉価版「Kindle Wi-Fi」は、スタンダードモデルから「3G接続機能」をのぞいたもの。大きさはそのまま、重量が少々軽くなり、ワイヤレスモードをオンにした時のバッテリー駆動期間が3週間に伸びた違いがある程度。

↑ 廉価版「Kindle Wi-Fi」
↑ 廉価版「Kindle Wi-Fi」

また、注目すべきは日本語フォントにも正式に対応したこと。リリースでは

●Support for New Characters
Kindle can now display Cyrillic (such as Russian), Japanese, Chinese (Traditional and Simplified), and Korean characters in addition to Latin and Greek scripts.
(新しい文字フォントに対応……新しいキンドルにおいては、ラテン語やギリシア語に加え、ロシア語のようなキリル文字や、日本語、中国語(繁体字と簡体字)、韓国語、も表示できます)

と表記されており、日本語など2バイトコードの文字への正式対応が確認できる。これまでもキンドルDXがPDFファイルにストレートで対応していることから、色々と工夫することで日本語を間接的に表示させることは可能だった。しかし今回正式に対応したことで、日本語などの文章が新型のキンドルで表示できるようになる。

ただし現状では(日本のアマゾン上でも「新キンドル発売」のリンク先が米アマゾンのページであることからも分かるように)販売レベルでの日本(語)対応はされていない。キンドル用の電子書籍を扱う『Kindle Store』の日本語版、日本語のキンドル用電子書籍、そしてもちろん「日本国内での」新型キンドル(インターフェイス周りや説明書などの日本語化も含んだ)の発売を切に待ち望みたい。

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