要注意、mixiが来年2月から携帯フィルタリングサービスの制限対象に

2013/12/03 07:30

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ミクシィが運営するソーシャルメディアmixiの運営事務局は2013年12月2日、同サービスに対するEMA(一般社団法人モバイルコンテンツ審査・運用監視機構)による認定が終了するのに伴い、携帯フィルタリングサービスを契約中の携帯電話から、「mixi.jp」へのアクセスが2014年2月1日から制限され、利用できなくなることを発表した。事務局側では該当する人に対し、提示した各種Q&Aを参考に保護者と相談をし、必要ならば設定の変更などを行うよう促している(【発表リリース:携帯電話フィルタリングサービスをご契約中の皆さまへ重要なお知らせ(mixiログイン後閲覧可能)】)。


↑ 今回発表された「携帯電話フィルタリングサービスをご契約中の皆さまへ重要なお知らせ」
↑ 今回発表された「携帯電話フィルタリングサービスをご契約中の皆さまへ重要なお知らせ」

今回EMAの認定が終了することについてミクシィ側では、同社が以前より取り組んできた「サイト健全化」および「青少年保護施策方針」に基づき、保護者による子供の携帯コンテンツへのアクセスのコントロール(ペアレンタルコントロール)を尊重するための決定と言及している。つまりmixiにアクセスさせるか否かは保護者側の判断(を体現化した携帯電話フィルタリングサービス)に委ねるという次第。

またこれに合わせ、携帯フィルタリングサービスを契約中の携帯電話を使っている子供側が引き続きmixi.jp経由でのアクセス・利用を望む場合、保護者とカスタマイズ機能の調整や利用内容などについて相談するようにと呼びかけている。携帯フィルタリングサービスを契約していない携帯電話や、パソコンからのアクセスは2014年2月1日以降も引き続きmixiを利用できることに注意。

なおQ&Aコーナーで言及されているが、mixiポイントの月額サービスは自動解約されないため、携帯電話経由の利用における規制対象となる場合は、必ず月額サービスを自らの手で解約するようにと呼びかけている。またmixiポイントを使っている場合は(同ポイントには有効期限があるため)、2014年2月1日までに使い切るか、パソコンから利用するようにと促している。

利用中の携帯電話が携帯電話フィルタリングサービスを用いているか否かの確認は、携帯電話の「契約メニュー」や「利用サービス」などで確認できる。保護者に尋ねるのが一番手っ取り早いが、覚えておくとよいだろう。


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