酷暑でアイスノン緊急増産へ

2010/08/21 05:45

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アイスノン保冷剤「アイスノン」などを販売する白元は2010年8月13日、同社の不凍ゲル系保冷剤「アイスノンシリーズ」が昨今の記録的猛暑の影響を受けて、過去15年間においてメーカー出荷実績中最高値を記録したと発表した。前年同期比値の値が約2倍となるほどのもので、これらの状況を受け手緊急増産体制を整え、供給増加を実施することを明らかにしている(【発表リリース】)。


↑ アイスノン
↑ アイスノン
【酷暑で冷房利用増えた 6割強】などにもあるように、春先までの予想に反した猛暑以上の酷暑の到来により、各方面で夏物需要が一気に増加している。白元社の保冷枕「アイスノンシリーズ」もこの暑さで予想以上の出荷を記録しており、メーカー出荷実績(金額ベース)は7月1日-8月6日時点で前年同期比206.4%となり、1994年以来過去15年間で最高の出荷実績を打ちだしている。

そこで同社では後も続くであろう猛暑をかんがみ、急きょ「アイスノンシリーズ」の増産体制を整え供給強化を実施する。具体的には「アイスノンシリーズ」の生産工場である白元栃木工場で、8月の生産計画を当初計画(数量ベース)に対し46.1%増に修正。「気持ちよい冷たさ」を確実に提供するため、商品供給に全力で取り組む姿勢を見せている。

「アイスノン」自身は、実は1965年に発売されたロングセラー商品。クーラーなどの普及していない時代には、猛暑の安眠対策商品として画期的なアイテムの立ち位置を確保。エアコンや扇風機をはじめとした各種アイテムが展開・普及する昨今においても、手軽さや経済性、自然な冷たさなどから、むしろ「エコ商品」として見直されている。

一度購入すれば長きに分かって使え、酷暑の際にはもちろん、病気などで頭部を冷やさねばならない時にもお役立ちのアイテムとなる「アイスノン」。一つふたつは常駐しておくべきだろう。

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