歩くと検知・画面で警告、ドコモが「歩きスマホ防止機能」を無料提供開始

2013/12/04 06:30

歩きスマホ防止機能NTTドコモは2013年12月3日、「歩きスマホ(スマートフォンの画面を見ながら、操作しながらの歩行)」による事故防止、マナー向上への取り組みとして、同年12月5日から現在子供の利用者向けに無料提供しているスマートフォン用アプリ「あんしんモード」に、「歩きスマホ防止機能」を追加すると発表した。利用料は無料。対応機種はドコモスマートフォンおよびドコモタブレット(AndroidTM 4.1以降、「あんしんモード」非対応機種は除く)(【発表リリース:歩きスマホ防止の新たな取り組みについて-「あんしんモード」に「歩きスマホ防止機能」を追加-】)。

↑ 歩きスマホ防止機能概念と警告画面
↑ 歩きスマホ防止機能概念と警告画面

今回提供が始まる「歩きスマホ防止機能」とは、歩きながらスマートフォンを見ている・操作していると、歩行中であることを検知して対象者のスマートフォンの画面上に警告メッセージを表示する機能。警告画面が表示されている間は、スマートフォンを操作することができなくなる。歩行検知の感度は3段階(高・標準・低)で設定が可能。

警告画面が表示されるタイミングは「スマートフォンを見ながら歩行中である」ことを検知した時。この警告画面を消すためには「歩行停止をする」「警告画面の『閉じる』ボタンをタップする(10秒間のみ)」「電源ボタンを長押しする(5秒間のみ)」のいずれかが必要になる。

設定方法は「あんしんモード」アプリの最新版(Ver.3.1.0)をインストールした上で(docomo application managerもしくはGoogle Playからダウンロード可能)、「あんしんモード」の設定から「歩きスマホ防止機能」にチェックを入れるだけ。

なお今件機能は提供開始以降、利用者の反響を踏まえた上で検知精度レベルや制限レベルなどの適正化を図ることになる。そのため当初は「おためし機能」としての提供となる。

発想としては歩数計と同じような仕組みを用い、逆の使い方をしているものと考えられるが、昨今の「歩きスマホ」問題の打開に向けたアプローチの一つとしては、興味深い試みといえる。一方、実装されるアプリ「あんしんモード」は元来子供の安全利用のためのもので(いわばフィルタリングソフトの類)、子供はともかく大人は現時点では組み込んでいない場合がほとんどであり、どこまで利用が進むには少々疑問符を打たねばならない。

また「歩行中であることを検知」とあるが、単純な歩行中での利用、自転車に乗りながらの利用、電車やバス内での利用、自動車内での利用(後部座席や助手席)など、似たような振動下での利用状況は多パターン考えられ、それぞれ「歩きスマホと同様に危険」「使用しても問題ない」など実体状況は異なる。これらの各状況に関して正しい振り分けができるか否かは、現時点では未知数。

アプローチそのものには評価をする一方、どこまで実用に耐えられるのか、今後の成り行きに注目したい。


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