【更新】米広告会社VideoEgg、Six Apartを買収・新会社SAY Mediaを設立・日本法人は開発ラインも含め現状維持

2010/09/23 12:05

SAY MediaMovable TypeやTypePadなどのブログシステムを提供するSixApartは2010年9月22日、今年年内を目途にアドネットワーク運営のVideoEggと合併し、新会社【SAY Media】を設立すると発表した。一方SixApartの日本法人はSAY Mediaの100%子会社になるものの社名は「シックス・アパート株式会社」を継続、同社が提供中の「Movable Type」「TypePad」「zenback」「sazanami」などの製品・サービスの開発や販売、サポートもこれまで通り継続して実施する(【発表リリース1】【発表リリース2】)。

↑ SAY Media
↑ SAY Media

新会社SAY MediaではVideoEggの広告部門技術とSixApartのソーシャルサイト構築のノウハウを組み合わせ、対話型・双方向な広告キャンペーンの実施を支援。SAY Media全体では全世界で3億4500万人の利用者へアプローチが可能となり、ブログ部門で1位、会話型メディアではFacebookに次いで2位の利用者を誇るものとなる。

一方日本法人は冒頭で触れたように、現状を維持。概要は次の通り。

「Movable Type」
開発は、2009年からシックス・アパート日本法人が主体となり、日米欧のユーザーに製品供給を実施しており、今後の開発計画や販売体制に変更はなし。米国市場でも、SAYメディア社を通じて、今後もMovable Typeの販売を継続する予定。

「TypePad」
合併後も、米SAYメディア社の主要プラットフォームとして開発を継続。シックス・アパート日本法人が独自展開している、 TypePadのライセンス事業やビジネス向け事業(TypePadビジネスやTypePad ASP)については、すでに開発体制の主軸を日本法人に移しており、合併後も日本法人による開発計画や販売・サポート体制に変更はない。

「zenback」
シックス・アパート日本法人が独自に提供するサービス「zenback」は現在ベータ版を提供中であり、近日中にサービスを正式公開する予定。

他にもSAY Mediaの主力事業であるメディア事業については、日本法人では[sazanami]の名称で今年6月から本格的にサービスの提供を開始しているが、今後はSAY Media社が持つエンゲージメント技術などを取り入れ、日本市場やアジア市場での展開をより一層拡大していく予定だとしている。

先日【公式発表前の第一報】が流れた際には、日本で展開されている「Movable Type」「TypePad」などの主要ブログシステムの今後が不安視されたが、今回の発表を見る限り、当分の間は現状維持のようで一安心といったところか。ただし今後両社の融合体であるSAY Media色が強くなるにつれて、何らかの変化が生じる可能性は否定できない。それが「Movable Type」「TypePad」などの有益性をさらに高めるものになるのか、これまでとは別のベクトルを向くことになるのかは、今後の動向を見定めるしかないだろう。

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