講談社の月刊少年ライバル休刊へ、新少年漫画誌刊行の模索も

2013/12/05 17:30

月刊少年ライバル講談社は2013年12月5日、同社が発行している少年向け漫画月刊誌「月刊少年ライバル」について、2014年6月4日発売の7月号をもって休刊することを発表した。またこの休刊が同社の漫画部門の再編の一環であること、そして新たな少年漫画誌の刊行に向けた研究を進めることも明らかにしている(【月刊少年ライバル公式サイト】【発表リリース:『月刊少年ライバル』休刊と新少年漫画誌刊行に向けてのお知らせ(魚拓)】)。

↑ 月刊少年ライバル最新号
↑ 月刊少年ライバル最新号

↑ 月刊少年ライバル印刷証明部数推移
↑ 月刊少年ライバル印刷証明部数推移

「月刊少年ライバル」は講談社が2008年4月に創刊した少年向け漫画雑誌。奇しくも同社の児童向け雑誌「コミックボンボン」の休刊発表と同時に創刊が発表されており、コンセプトは「新しい時代の王道少年漫画誌」。雑誌名そのものにも表現されている通り、主人公とライバルとの対決という単純明快にして王道なるストーリーを重視した内容の作品が多い。最新データに基づく印刷証明部数は4万8000部(2013年7-9月期)。

リリースによると講談社の漫画部門は「進撃の巨人」のヒットに代表されるように堅調な推移を見せているものの、さらなる飛躍をはかるため、漫画誌のラインアップの再構築を進めている。今回はその一環として、「『月刊少年ライバル』の休刊」と「新少年漫画誌の刊行に向けた研究を進める」ことが決定された。

「月刊少年ライバル」は休刊まであと7か月、これまで同様に進行・発行を継続する。また新少年漫画誌についてはコンセプトや陣営が整い次第逐次発表を行うとしている。なおその新雑誌については「『月刊少年ライバル』で得た貴重な経験を活かし、『月刊少年ライバル』に集まっていただいた才能豊かな作家の方々とともに、たくさんの読者に喜んでもらえる、まったく新しい漫画誌を生み出すための研究を進めていきます」とあり、多分に現行の「月刊少年ライバル」のDNAが引き継がれる可能性が示唆されている。

漫画誌の休刊時にありがちな「ウェブ雑誌としての新展開」に関しては現時点で言及は無いものの、すでに何作かが【「マガジン・ラボ」】での展開を実施しており、休刊に伴いそちらに移転する作品が登場する可能性もある。もっとも休刊までまだ間があるため、しっかりとした形で話を終える作品も多いことだろう。

ともあれ、雑誌が休刊すること自体は哀しい話ではあるが、同時に新雑誌の息吹が芽生えることも確認できたのは幸い。続報を待ちたいところだ。


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