航空自衛隊の次期救難救助機、「UH-60J(近代化)」に決定

2010/11/07 12:05

UH-60J防衛省は2010年11月5日、航空自衛隊が採用する次期救難救助機について、3機種の選定予定候補機種「KE101」「UH-60J(近代化)」「EC725」のうち、「UH-60J(近代化)」を採用すると発表した。選定理由について「要求事項をすべて満足している」「妥当性を有する経費」と説明している(【発表リリース】)。


↑ 現行使用中のUH-60J。
↑ 現行使用中のUH-60J。【直接リンクはこちら】

防衛省では平成23年度(2011年度)の概算要求に計上している航空自衛隊の次期救難救助機として、

KE101……(川崎重工業/アグスタウエストランド)(ライセンス国産)
UH-60J(近代化)……(三菱重工業/シコルスキー)(ライセンス国産)
EC725……(ユーロコプタージャパン/ユーロコプター)(輸入及びノックダウン)

の3機種が提案されていた。これについて防衛省側は提案書を受領した8月末以降選考を行い、今回の決定となった。決定理由について防衛省側では、「UH-60J(近代化)」は、航空自衛隊の次期救難救助機として必要な要求事項を全て満足しており、また、経費についても妥当性を有するものであった」と説明。なお経費は機体取得経費(約40機分)及び20年間の維持経費などを合わせて1900億円程度としている。

【三菱重工側の発表】、及び【UH-60J 救難ヘリコプタ(海自)の解説ページ】によれば、「UH-60J(近代化)」は現行の「UH-60J救難ヘリコプター」の最新形態を母機とし、ビオニクス(航空電子機器)を統合したグラス・コックピット化などの近代化をはかった高性能救難救助機とのこと。

【防衛省の「お知らせ」項目】を見ればお分かりのように、いわゆる戦時で無くとも海難事故やその類で救難救助機が使用される場面は多い。今回の機種選定による装備近代化によって、それらの任務の遂行がより迅速かつ確実に行われることを願いたいものだ。

スポンサードリンク


コメント(Facebook)


▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2017 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー