【更新】資料請求でゲームアイテムゲット…リワード広告の現状をドリコムが報告

2010/11/16 07:22

リワード広告【ドリコム(3793)】は2010年11月15日、日本国内における「ソーシャルアプリ向けリワード広告」の現状に関するレポートを発表した。ソーシャル(アプリ)ゲームをプレイするユーザーに対し、広告を閲覧・サンプルの請求などをするとゲーム内アイテムなどのメリットを提供、ソーシャルゲーム運営側は広告主から成功報酬を収益として確保する仕組みで、ドリコム側ではこのシステムを「poncan」と命名している。あるゲームでは半年間でリワード広告の利用額が約6倍に増えたと説明している([発表リリース])。

↑ 「マジック水族館」での「poncan」使用例。赤い四角内が広告配信エリアで直接配信されているのは薄赤く着色した左・中央部。右バナーはクリックすると広告一覧に移行する
↑ 「マジック水族館」での「poncan」使用例。赤い四角内が広告配信エリアで直接配信されているのは薄赤く着色した左・中央部。右バナーはクリックすると広告一覧に移行する

ドリコム側が「poncan」という名前で提供しているリワード広告サービスとは、リリースによれば

ソーシャルアプリ向けリワード広告サービスとは、主にSNS上で利用されるソーシャルアプリ(ゲームや診断系アプリ、検定系アプリなど)内で利用される成果報酬型の広告サービスです。ソーシャルアプリを遊ぶユーザーには広告を通じてゲーム内ポイントを獲得できるメリットがあり、ソーシャルアプリの運営会社は直接的な課金収益に加えて、新たな収益手段を持つことができます。

とのこと。上の画面写真にあるように、ゲーム画面中に広告が表示され、その広告のニーズ(クリック、資料請求、サンプル請求、商品購入)を満たすと、そのゲームに関する特典(アイテム入手、ゲーム内通貨の加算)が報酬として得られるもの。ゲームアプリ提供側は広告出稿側から(広告費としての)成功報酬を得られ、ゲームプレイヤーはゲーム内での特典を取得し、広告出稿側は広告効果の向上を確保できることになる。

リリースによればドリコム側がリワード広告を提供しているアプリの2010年10月における総売上のうち、約4割がリワード広告経由、残り約6割が課金や一般広告売上によるものとなっており、大きな比重を占めるに至っている。またリワード広告の利用額も(導入項目増加に伴うこともあり)増加の一途をたどっているとのこと。

↑ 「ハッピーアクアリウム」では半年で利用額が約6倍まで拡大したとのこと
↑ 「ハッピーアクアリウム」では半年で利用額が約6倍まで拡大したとのこと

「poncan」では通常のリワード広告の他に、共同アクション型(時間制限・提供個数制限を設け、広告内でカウントダウンをリアルタイムに表示することにより、訴求効果を高める)・動画視聴型(動画視聴だけでゲームプレイヤーに報酬が得られるようにし、利用ハードルを高めると共に商品へのモチベーションを高める懸け橋とする)・アプリ内埋め込み型(ゲームアプリの目立つ場所に該当広告バナーを「直接」表示させる)などを展開し、さらなる効果を狙うと解説している。

「リワード広告」については後日改めて解説を加えることにするが、ソーシャル系アプリだけに限らず、ウェブサービス全般に用いることができる、興味深いシステムといえる。一方で【四人に三人は「我が身恋しや」な招待理由】などでも触れているが、広告そのものの本質的成果の質が下がるリスクを背負っている。このバランスをいかに調整していくかが、今後の課題といえよう。

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